仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 アマゾンに雑誌補充

 今春からネット書店アマゾン(Amazon.co.jp)で、月刊誌『在家佛教』を取り扱っていただいています。
Amazon.co.jp: 本/思想・宗教/在家仏教
 もともとの入荷冊数が少ないため、バックナンバーの一部が欠品しておりましたが、このたび「ユーズド商品」として補充しました。
 その説明はミクシィ在家仏教協会コミュニティのトピックス〈アマゾンにバックナンバーを出品〉に書きました。ここではその補足を少し。


「新品は補充できない」
 アマゾンの新刊販売はまだ実績が足りないためか、今のところ1号あたり1冊のみの入荷、それが売れてしまうと「在庫切れ」と表示されてしまいます。アマゾンでの取り扱い商品は取次会社を通して配本されていますから、版元が直接補充するわけにはゆきません。
「ページは消えないのか?」
 アマゾンではまず『在家佛教』2006年3月号を(試験的に?)取り上げてくださり、同5月号から毎月、正式販売してくださっています(そんな経緯があって途中4月号だけが抜けています)。
 せっかく作ってもらったこの販売ページも「在庫切れ」が続けばお荷物となっていつか消去されてしまうのではないか? それが目下の心配事でした。
ロングテールの恩恵」
 1号1冊ですから、正直言って売り上げ額を期待しているわけではありません。何よりもアマゾンで取り扱ってくださること、アマゾンの検索結果に現れることがありがたいのです。今しきりに言われているロングテールの恩恵です。苦労して一般書店に並べてもらったところで、書棚に入ってしまうとこんな薄い背表紙では買い手の目に止まることなどまずないのですから。
「版元でカスタマイズ可」
 アマゾンの画面では、購入者の「カスタマーレビュー」が有名ですけど、売り手にとってもいろいろ工夫できる手段が用意されています。「なか見!検索」や「エディターレビュー」「出版社からのコメント」など至れり尽くせり。同サイトにとってはスペース貸しみたいな認識でもあるのかもしれません。
 ところで、そうしたきめ細かなサービスもさることながら、もし「ユーズド商品」が出品され続けていれば、ページを消すわけにはいかないんじゃないかということに気づきました。そこで即実行へ。
「手っ取り早く個人出品」
 ところが。アマゾンのマーケットプレイスに法人で関わるのって厄介なのですよね。というか、登録には「プロマーチャント」という正式な出品手段があるものの、月間登録料4900円なんて売り上げで回収できる見込みはない。
 ならば、個人で出品しちゃえ、というのが今回の対応です。もちろん事務局内でも了承済みで、出荷は当局から。売り上げはいったん個人口座でお預かりした後にきちんと協会へ納めますことを、この場でも公明正大にお約束いたします。
「手数料がっぽり取られて」
 ちなみにお金の流れですが、現在、ユーズド価格1冊100円で出品、アマゾン・マーケットプレイスで注文しますと一律に送料340円が加算されますから、お支払い金額は総計440円となり、定価と変わらなくなります。このうちアマゾンの取り分が195円で、残りの245円が出品者に振り込まれます。ここには先払いされた送料が含まれていますので、冊子小包として180円で郵送しますと、手元に残る売上金は65円ということになります。
「というわけで」
 実際この売買では出品者・購入者ともあんまり利益はございませんので、購入希望の方はぜひ事務局までご一報を。定期購読をご検討の方にはまずバンクナンバー1冊を見本として贈呈しております。