2月開始の展覧会から、宗教関連のものをピックアップします。開始日順で、引用文は各館サイトからの抜粋です。
(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました。なお同サイト「展覧会・文化財を見てきました」欄、1月の訪問先の最下段のコメントはなかなか微笑ましい吉報です。どうなる?!観仏三昧)
- 特別陳列「お水取り」
2/10〜3/18 奈良国立博物館
〈特別陳列11回目となる今年は、「お水取り」に関わる絵画・図像・文書、「お水取り」でのみ用いる珍しい法具などを展示し、あわせて二月堂の内陣と礼堂の様子を再現しています。「お水取り」のさまざまな場面を撮影した写真パネル(木村昭彦氏撮影)も美しく、この展観によって、「お水取り」への理解がさらに深まれば幸いです。〉
- 「絵図にみる巡礼道中の人々」
2/10〜3/18 三重県立熊野古道センター
〈三重県立博物館と共催で、西国三十三所巡礼を中心とした昔の道中、及び旅をする人々(巡礼者)を紹介する特別展を開催します。〉
- 「荘厳された神仏の姿 仏画・仏像・垂迹画」
2/10〜3/18 静嘉堂文庫美術館
〈金銀と色彩をふんだんに用いて荘厳された宗教美術は、洋の東西と今昔を問わず、美の洗練の極みを示すものであり、東洋では仏教美術がそれにあたります。本展では、初公開品をふくむ仏画約30件、仏像4件に経典を併せ約40件を展示します。〉
- テーマ展「お水送り お水送りと神宮寺」
2/17〜3/4 福井県立若狭歴史民俗資料館
〈「お水送り」「お水取り」行事に関する奈良や小浜の写真多数とともに、送水神事を行う神宮寺関連資料を展示し、奈良の都との関係深い若狭を紹介します。〉
- 巡回展「発掘へんろ 遺跡でめぐる伊豫・土佐・讃岐・阿波」
2/21〜3/25 徳島県立埋蔵文化財総合センター
〈今年は「癒しと祈り」をテーマとして、縄文時代から戦国時代までの祈りに関係する道具を展示しました。また、近年発掘調査したなかで注目された遺跡やその出土品も展示しています。〉