3月半ばから下旬にかけて、仏教に限らず歴史上・考古学上の発見や発掘が相次いでいます。はいこれも年度末の風物詩ですね。黙って調査研究を続けるほど明らかになる成果は多いはずですが、まあいちおう年度内に発表だけはしとけや、ってな感じでしょうか。たとえ事実はこんないいかげんでなくとも、そう勘ぐられてしまうのがこの季節の宿命です。
- 5基の横穴式石室見つかる 綾部・加迫古墳群(京都新聞3/29付)
- 弥生中期の神殿か 鳥取で大型建物跡を発掘(京都新聞3/29付)
- 吉野山のびょうぶ絵発見 京都国立博物館、最古か(徳島新聞3/28付)
- 整然とした石積み出土 県史跡「水軒堤防」(紀伊民報3/24付)
- 興福寺の仏頭、運慶作だった 住職の日記に明記(産経新聞3/22付)
- 高松塚の発掘日誌見つかる 調査チームの学生が記す(京都新聞3/21付)
- 平城宮の「霞が関」か 8世紀の大型建物跡発掘(京都新聞3/20付)
- 馬と人のセット埴輪が出土 阪大構内の墳墓(朝日新聞3/20付)
- 平安時代のイナバウアー? 浄瑠璃寺で落書き発見(朝日新聞3/20付)
- 48年ぶり運慶作と確認の仏像内文書を公開 金沢文庫(読売新聞3/20付)