6月開始の展覧会から、宗教関連のものをピックアップします。開始日順で、引用文は各館サイトからの抜粋です。
(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「護国之寺縁起と東大寺大仏縁起」
6/2〜6/24 岐阜市歴史博物館
〈岐阜市長良雄総の護国之寺には国宝・金銅獅子唐草文鉢が伝えられ、東大寺大仏鋳造を指揮した日野金丸に天皇から下賜されたという伝説が知られています。この伝説の源になった、『護国之寺縁起』『東大寺大仏縁起』などを展示し、金丸伝説がどのような過程で成立してきたかを考えてみたいと思います。〉
- 「日本・中国の仏教美術 金銅仏と工芸品」
6/8〜7/29 和泉市久保惣記念美術館
〈美術館が収蔵する中国、日本の仏教美術を紹介します。金銅仏は鍍金を施した青銅製の仏像で、中国の4〜8世紀の作品を中心に約20点を展示します。また、香炉、花器などの仏を供養するための器をはじめ、仏教に関わる工芸作品約30点を展示します。〉
- 「ラマになった日本人 多田等観展」
6/9〜7/16 花巻市博物館
〈4回目となる今回の展示会でも、「釈迦牟尼世尊絵伝」全点、ダライ・ラマ13世ゆかりの資料、タンカや仏像などを紹介します。多田等観という人を知り、チベット仏教を堪能してください。〉
- 「アジアを通った仏教のさまざまな姿」
6/11〜7/9 佛教大学アジア宗教文化情報研究所
- 「慈覚大師円仁とその名宝」
6/16〜7/29 東北歴史博物館
〈このたび、円仁の比叡山修学から1200年を迎えるにあたり、彼の生涯と業績を紹介する特別展を開催します。国宝・重要文化財約70件ほか多数の仏教美術の名宝が出品される最大規模の特別展です。〉
- 「近江の彫刻 金勝谷の天台彫刻」
6/16〜7/22 栗東歴史民俗博物館
〈仏教文化の栄えた金勝寺周辺の彫刻の中から、対岸の比叡山を中心とする天台宗の影響がみられるようになる平安時代半ば以降の仏像を紹介します。〉