10月後半に開始する展覧会から宗教関連のものをピックアップします。
(引用文は各館サイトからの抜粋です。情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 特別展「お伊勢さんと武蔵」
埼玉県立歴史と民俗の博物館 10/16〜11/25
〈平成25年の伊勢神宮式年遷宮にちなみ神宝をはじめとして、神宮と武蔵をつなぐ御師により組織された伊勢講と大々神楽など伊勢信仰や文化の武蔵への伝播、そして参宮の旅などをとおして伊勢と武蔵のつながりを紹介します。〉
- 特別展 重要文化財指定記念「奇偉荘厳 山田寺」
奈良文化財研究所飛鳥資料館 10/19〜11/25
〈山田寺は、発掘調査の際、倒壊したままの状態で東面回廊が出土して注目を集めた寺院です。今年の春、出土品が重要文化財に指定されました。これを記念し、「奇偉荘厳」と称えられた山田寺の魅力を、皆様にお伝えしたいと思います。〉
- 特別展「吉備津神社」
岡山県立博物館 10/19〜11/18
〈吉備津神社の建築・美術工芸・古文書や、神官賀陽氏に生まれた栄西、神官で国学者として有名な藤井高尚まで神社をめぐる人物など、その歴史と文化財を総合的に紹介します。あわせて、我が国の伝統的建築技法である檜皮葺をとりあげ、その美しさや、材料確保の環境、技術の伝承についても紹介します。〉
- 特別企画展 仏像調査記念「知多に伝わる信仰仏展」
知多市歴史民俗博物館 10/20〜12/2
〈知多市内の仏像調査の終了を記念して、知多市域に残る信仰仏を展示します。〉
- 特別展「高野詣 河内長野のにぎわい」
河内長野市立郷土資料館 10/27〜12/9
〈(主催者による説明文なし)〉
- 特別展「第59回 正倉院展」
奈良国立博物館 10/27〜11/12
〈花鳥背八角鏡、小三合水角鞘御刀子、新羅琴など聖武天皇、光明皇后御遺愛の品々をはじめ、東大寺ゆかりの仏具、献物几・献物箱、天平時代の遊戯具、文房具、染織品、文書・経典等が出陳されます。本年は特に絵画を表した宝物や文様表現の優れた宝物が多く出陳されている点に特徴があります。〉
- 特別展「修法の美術 別尊法と別尊曼荼羅」
栗東歴史民俗博物館 10/27〜12/2
〈密教では高度に宗教的な内容を伝えるのに、文字だけでなく図画を重んじてきました。修法などに際してかかげられた本尊のすがたからも、密教世界のほとけのイメージのひろがりの一端をうかがい知ることができます。本展では、近江に伝来する作品を中心に、さまざまな修法の本尊の姿を紹介します。〉