仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 11月前半の展覧会

10月末〜11月前半に開始する展覧会から宗教関連のものをピックアップします。引用文は各館サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


  • 荒井寛方大全 華麗なる傑作仏画
     さくら市ミュージアム  10/27〜12/16
    文展院展・帝展への代表作を含め仏画を極めた晩年にいたるまで、その作画の軌跡を通して寛方の魅力を余すとこなく紹介します。〉


  • 企画展 江戸・明治の神仏画
     上原仏教美術館 11/1〜12/10
    〈神仏画はふだんあまり見る機会がなく、寺院の行事ごとに開帳されることが多いものですが、よく見るとその時代の流行や画家の個性が表れています。今も多く残る江戸や明治期に描かれた作品を通して、神仏画の魅力を紹介していきます。〉


  • 特別展 国宝
     毛利博物館 11/1〜11/30
    〈当館で最もよく知られた国宝の雪舟筆「四季山水図(山水長巻)」や「古今和歌集(高野切)」、毛利元就ゆかりの品々を展示します。また今年は、受託後初めて公爵毛利元徳夫妻の肖像画を公開します。〉


  • 特別展 平山郁夫 祈りの旅路
     広島県立美術館 11/2〜12/24
    〈この展覧会は今年七十七歳の喜寿を迎えられることを記念して企画されたもので,半世紀以上にわたる平山郁夫の芸術の軌跡を辿るとともに,その芸術の本質を明らかにしようとする試みです。〉


  • 特別展 東北大学の至宝 資料が語る1世紀
     仙台市博物館 11/2〜12/9
    〈狩野文庫や漱石文庫などの歴史・文学資料をはじめ、河口慧海の請来したチベット仏教に関わる美術資料、アンモナイトなどの古生物の化石、土偶などの考古資料、医学標本や植物標本など、100年の間に蓄積されてきた膨大な収集資料や研究成果を紹介します。〉


  • 特別展 鳥獣戯画がやってきた! 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌
     サントリー美術館 11/3〜12/16
    〈京都・栂尾の高山寺に所蔵される「鳥獣戯画」四巻を中心に、分蔵される断簡、模本類もあわせて展示し、それぞれの系譜に連なる作品をあわせて展示することで、「鳥獣戯画」の特色として挙げられる諸要素?線描表現、ユーモア性、動物の擬人化など?から、「鳥獣戯画」を基軸として垣間見えてくる日本文化の本質に迫ります。〉


  • テーマ展 全国だるま総覧
     浜松市博物館 11/3〜2/11
    〈平成18年に浜松市に寄贈された浜北区の小松勇氏のだるまコレクションをご披露します。張子のだるまを初め、焼物・木彫・色紙・土鈴・凧等、様々なだるまをご覧いただけます。』〉


  • 企画展 箱根山中 村むらの仏たち 平成17年度調査に基づく仏像・仏画
     箱根町立郷土資料館 11/3〜12/2
    〈平成17年度に実施した仏像調査の結果をふまえて、箱根山中5ヶ寺(廃寺を含む)と姥子に残る近世仏を中心に展示いたします。〉


  • 特別陳列 誓願寺門前図屏風を『読む』
     京都文化博物館 11/6〜12/16
    〈三条寺町にある誓願寺とその周辺を「舞台」とし、活気ある人々の営みを、生き生きと描くこの屏風。江戸時代初期の優品として知られます。今回、近年の研究成果をもとに、画面を「読み解く」展示を試みます。〉


  • 特別展 乱世を生きる 真盛上人展
     武生市公会堂記念館 11/6〜12/9
    〈本展は、平成19年度に日本まんなか共和国の文化首都事業越前市で開催されることに関連し、福井、滋賀、三重に多くの寺院をもつ天台真盛宗の開祖真盛上人の生涯や思想、越前での足跡をたどり、県内の同宗の寺院に伝えられる宝物をご紹介するものです。〉


  • 聖武天皇と近江そして甲賀
     甲賀市信楽町宮町会館 11/10〜11/25
    〈今年は、紫香楽宮跡の発掘調査が開始されて25年。県内の関連遺跡からの出土品の展示をはじめ「宮町遺跡」の木簡や墨書土器、「北瀬遺跡」の巨大な井戸など初公開の出土物も多数示します。〉