この秋に報道された仏像・仏塔関係のニュースその(2)建物編。
- 《修 復》三重塔
場 所:那谷寺(小松市那谷町)
詳 細:1975年以来、檜皮をふき替え。お披露目は来年3月31日。
地元の子どもらがメッセージを書き、30年後に公開。
ソース:中日新聞11/15付Web「那谷寺三重塔32年ぶりふき替え」
- 《発 見》大規模仏塔基壇
場 所:アフガニスタン・バーミヤン遺跡
詳 細:最長辺の長さが約55メートルに及び、同国最大。
玄奘三蔵が記した「幻の涅槃仏」発見の可能性も。
ソース:産経新聞11/6付Web「バーミヤンに大規模仏塔」
- 《修 復》七重塔出土品
場 所:大安寺・西塔跡(奈良市東九条町)
詳 細:風鐸や水煙など塔頂部の相輪を飾った金銅製品を保存処理。
12月26日まで奈良市埋蔵文化財調査センターで公開。
ソース:産経新聞11/1付Web「大安寺西塔の金銅製品修復」
- 《発 見》焼失した金堂仏画断片
場 所:山田寺跡(奈良県桜井市)
詳 細:大(9×6.8センチ)と小(6.3×6.5センチ)の2点。
創建法隆寺に次ぐ壁画の可能性。
ソース:朝日新聞10/19付Web「山田寺跡から金堂壁画の断片」
- 《注 意》五重塔
場 所:興福寺(奈良県奈良市)
詳 細:今年に入って2回、瓦の破片が落ちているのを職員が確認。
立ち入り禁止範囲を北に7メートル西に9メートル拡大。
ソース:奈良新聞10/17付Web「立ち入り禁止範囲拡大」
- 《修 復》東塔
場 所:薬師寺(奈良県奈良市)
詳 細:数年内に解体修理。心柱に空洞や亀裂など劣化が進んだため。
移築論争に決着がつく可能性。
ソース:朝日新聞9/26付Web「薬師寺東塔1世紀ぶり解体修理へ」