仏報ウォッチリスト

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 センター試験問題

第1問 問2 下線部2の人物(問題文の「玄奘」)が訪れた当時のインドの王と王朝の名の組合せとして正しいものを、次の(1)〜(4)のうちから一つ選べ。

  1. ハルシャ=ヴァルダナ ― ヴァルダナ朝
  2. アショーカ ― マウリヤ朝
  3. チャンドラグプタ1世 ― グプタ朝
  4. ムアーウィア ― ウマイヤ朝

 ――平成20年度大学入試センター試験「世界史B」(1/19実施)から

第3問 問3 下線部b(問題文の「宗教」)に関連して、日本の宗教についての説明として最も適当なものを、次の(1)〜(4)のうちから一つ選べ。

  1. 仏教は、外来宗教の一つであり、平安時代には「大乗仏教」と呼ばれる日本独自の仏教思想が成立した。
  2. 神道は、アニミズムの色彩を持ち、日本の道徳や習慣の基本を形成してきたが、明治政府により国教としての統一聖典が整備された。
  3. 儒教は、江戸幕府による保護を受け、宗祖の廟に全国から庶民が巡礼に訪れるようになった。
  4. キリスト教は、戦国時代にイエズス会宣教師によって伝えられて、その後西日本を中心に広まり、庶民だけでなく大名にも信仰する者が現れた。

 ――同「現代社会」から

第1問 問5 下線部d(問題文の「神仏習合」)に関して述べた文として誤っているものを、次の(1)〜(4)のうちから一つ選べ。

  1. 奈良時代のころから、神社に付属して神宮寺が建てられるようになった。
  2. 平安時代には、神は仏の仮の姿であるとする本地垂迹説が広まった。
  3. 室町時代には、仏教や儒教を取り込んだ唯一神道が唱えられた。
  4. 江戸時代には、宗門改めの実施にともなって神仏分離令が出された。

 ――同「日本史B」から



こんなことまで知っていなきゃならないなんて、受験生はたいへんですねえ。