3月に開始する展覧会から宗教関連のものをピックアップします。引用文は各館サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 特別公開「近江の美術 仏教美術の精華」
滋賀県立琵琶湖文化館
3/4〜3/30
〈「近江の美術」第三期は琵琶湖文化館が収蔵する仏教美術の至宝を一堂に展示する「仏教美術の精華」と題した展示を行います。4月より休館となるため、本展が琵琶湖文化館で開催される最後の展示公開となります。〉
- 「生誕290年 木喰展 庶民の信仰 微笑仏」
京阪ギャラリー
3/13〜4/1
〈江戸時代の後期、遊行僧として訪れた先々で仏像を残した木喰上人。2008年は上人の生誕290年にあたり、本展では全国各地の既存作品の中から木彫り仏をはじめ書画などの資料も交えて展観します。〉
- 企画展「根来寺の今と昔」
和歌山県立博物館
3/22〜4/13
〈覚鑁上人が現在の岩出市根来の地に寺院を建立して以来、根来寺は、衰退と復興を繰り返しながら現在に至るまでその法灯を受け継いできました。最近、国の史跡に指定された根来寺の現在へ至る変遷を、さまざまな資料から紹介します。〉
- 特別展「国宝 大絵巻展」
九州国立博物館
3/22〜6/1
〈この展覧会では、明治三十年に開館し京都に関わる文化財を公開してきた京都国立博物館の企画協力を得て、同館の所蔵品および寄託品のうち奈良時代から室町時代までの国宝9件・重要文化財14件を含む名品26件、あわせて約150場面を展示いたします。〉
- 特別展「国宝 薬師寺展」
東京国立博物館
3/25〜6/8
〈本展覧会は、平城遷都1300年を記念して開催するもので、金堂の日光・月光菩薩立像がそろって寺外ではじめて公開されます。また、聖観音菩薩立像、慈恩大師像、吉祥天像などの仏像、絵画の至宝に加えて、神像の名品として名高い八幡三神坐像や草創期の寺の姿をたどる考古遺物など薬師寺の貴重な文化財をご覧いただけます。〉
- 「生誕100年 東山魁夷展」
東京国立近代美術館
3/29〜5/18
〈本展は、東山魁夷の代表的な本制作101点、スケッチや習作53点を出品するものです。唐招提寺御影堂の障壁画からは《濤声》、《揚州薫風》を展示します。〉
――数は少ないです。年度末ですからね。でも後半のいくつかは大規模な企画です。