仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 抗議の弁4件

 ――最近の新聞記事から抜粋し、一部加工。あくまでメモです。他意はありません。


全日本仏教会
憲法の信教の自由、政教分離戦争放棄の原則を順守すべき閣僚の使命を放棄するものだ」
全日本仏教会は8月19日、3閣僚が8月15日に靖国神社を参拝したことに対する福田康夫首相あての抗議文を、首相官邸岩城光英官房副長官に手渡し、今後の参拝中止を求めた。〉毎日新聞8/19付Web


▼朝鮮仏教徒連盟ほか3団体:
「日本の露骨な独島強奪策動はわが民族の尊厳と自主権に対する侵害で、受け入れられない挑発行為」
北朝鮮の朝鮮仏教徒連盟と、韓国の朝鮮王室儀軌還収委員会および仏教・曹渓宗中央信徒会が3者名義で、日本による独島強奪の動きを糾弾する共同声明を発表した。南側の2団体は8月5日から9日まで、日本によって略奪された文化財の返還問題を協議するため、北側の同連盟の招きで平壌を訪問していた。〉朝鮮新報日本語版8/18付Web


▼米聖書普及団体:
中国当局は聖書を有益な書物として認めているはずだ」
〈米ワイオミング州に本拠を置く聖書普及団体「国境なきビジョン」のメンバーが8月17日、中国に聖書300冊を持ち込もうとしたところ、昆明空港の入管で押収された。同団体メンバーは聖書の返却と旅行費用の弁償などを主張して、入管に抗議をしているという。中国当局は聖書を国内用に月間80万冊印刷しているというが、監視下での配布を許すだけで、自由に入手するのは困難だといわれている。〉世界日報8/19付Web


▼韓国汎仏教界代表者:
「大統領が就任5カ月で国論を分裂させ、宗教間の葛藤を助長している。公開懺悔をすべきだ」
曹渓宗総務院は8月11日午前、ソウル鍾路区・曹渓寺の前で「憲法破壊と宗教偏向糾弾」宣布式を開いた。総務院は同寺の前にテントを張り、総務院局長級の僧侶らが一日ずつ順番に断食連座抗議を始めた。この日午後には総務院国際会議場で、曹渓宗天台宗太古宗など仏教宗団の代表者らが出席した「汎仏教界緊急代表者会議」が開かれた。〉中央日報日本語版8/12付Web