仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 11月前半の展覧会

11月に始まる展覧会から宗教関連と思われるものをピックアップします。まずは11月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


  • 「国宝三井寺展」
     大阪市立美術館
     11/1〜12/14
    〈今年は、天台密教の神髄を伝えた円珍が唐から帰朝して1150年にあたり、これを記念して三井寺の名宝を一堂に集めた展覧会を開催します。修行中の円珍の前に出現した金色の不動を描かせたという「国宝 黄不動尊」や、円珍と三井寺の守護神としてまつられる神像「国宝 新羅明神坐像」、円珍の彫像「国宝 御骨大師・中尊大師」など、普段は拝観できない円珍ゆかりの秘仏をそろって公開します。〉


  • 「創造と継承 寺院復興」
     栗東歴史民俗博物館
     11/1〜12/7
    〈本展では、寺院を盛り立て、継承してゆく活動の原動力となり、またその中であらたに生み出されていったさまざまな作品から、寺院の継承と復興をめぐる先人たちの営みをふりかえります。〉


  • 「釈迦のおすがた」
     上原仏教美術館
     11/1〜12/10
    〈今年度の企画展は、仏教を開いた釈迦の姿を取り上げます。インドで仏教を開いた釈迦の姿は、インドから遠く離れた日本の地でも彫刻や絵画としてその姿が表現されてきました。日本には釈迦の生涯を描いた仏伝図や涅槃図、彫刻など多くの遺品があります。この企画展では、地域に伝えられている釈迦の姿や生涯にちなんだ絵画・彫刻作品を通じて、仏教を開いた釈迦の生涯を紹介していきます。〉



  • 「運慶流 鎌倉・南北朝の仏像と蒙古襲来」
     山口県立美術館
     11/11〜12/21
    〈「運慶流」とは、運慶に始まる仏師一門のことです。息子湛慶、孫の康円、蒙古襲来を機に西国で活躍した湛康(四代)など、近年の研究によって明らかになってきた運慶流仏師の系譜を、運慶の父康慶から六代目康俊の世代まで、重要文化財10件(22体)をふくむ仏像28件(49体)によって紹介します。〉