12月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。まずは12月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 巡回企画展「ゑびす大黒 笑顔の神さま」
INAXギャラリー名古屋
12/4〜2/18
〈ゑびす・大黒さまの神像や図像の数々から、素朴な願いや信仰の豊かなかたちをご紹介します。〉
- ミニ展示「瓦と鴟尾」
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
12/5〜12/20
〈2010年の平城遷都1300年祭の開催を祝し、平城京や県内から出土した遺物を展示します。〉
- 特別陳列「おん祭と春日信仰の美術」
奈良国立博物館
12/8〜1/17
〈平安時代以来、脈々と続く春日若宮の祭礼「おん祭」の時期にあわせ、おん祭および春日信仰に関連する絵画・文書・工芸品などを展示します。〉
- テーマ展「鹿島信仰 鹿島神宮文書と鯰絵」
茨城県立歴史館
12/8〜1/24
〈「源頼朝下文」「足利尊氏御教書」など,中世の著名な文書群である鹿島神宮文書と,近世の庶民が鹿島に寄せた願いを伺える鯰絵の展示をとおし,鹿島信仰の一端を紹介します。〉
- シンボル展「神か?獣か?キ神降臨!」
山梨県立博物館
12/9〜1/25
〈山梨県笛吹市春日居町鎮目に鎮座する山梨岡神社には、一本足の奇妙な神像が祀られている。この像は「キ神(きのかみ、正しくは画像上の字)」といわれ、全国で唯一この神社だけが祀る神である。本展では、御神像にお出ましいただくとともに、「キ神」信仰の謎に迫ってみたい。〉
- 企画展「菩薩たちの夢」
神奈川県立金沢文庫
12/10〜2/14
〈菩薩とはどのような存在なのでしょうか。それを知るには、およそ2500年にも及ぶ仏教の歴史を紐解かなければなりません。本展示では、仏典・仏像・仏画から「菩薩」を通してみえてくる仏教の歴史を紹介します。〉
- 展覧会「生と死をみつめて」
福岡アジア美術館
12/10〜3/30
〈臨終間際の父親を描いたチャチャイ・プイピア(タイ)の絵画作品や闘病中の両親を写したソン・ヨンピン(中国)の写真連作など、人のいのちや生、死をテーマとした作品で、現代の人生観や死生観を考えます。〉
〈後半につづく〉