2月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。まずは2月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 追悼展「平山郁夫 平和の祈り」
佐川美術館
2/2〜8/1
〈≪大唐西域画≫を中心に、玄奘が、そして平山先生が見つめ続けられたシルクロード各地の風物と、決して戦場の光景を描かれなかった平山先生が特別な思いで制作をされた代表作≪平和の祈り-サラエボ戦跡≫を公開。〉
- 特別展「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」
江戸東京博物館
2/2〜4/11
〈チンギス・ハーンが登場する以前、紀元前4世紀?9世紀に存在した中国古代北方騎馬遊牧民族の装飾品からチンギス・ハーンが建国したモンゴル帝国の絶頂期、そして明・清時代に入っての衰退期までを一堂に紹介。〉
- 企画展「世界遺産アンコールワット展 アジアの大地に咲いた神々の宇宙」
山梨県立博物館
2/4〜3/22
〈プノンペン国立博物館所蔵の、マスターピース(国家重要作品)を含むアンコール美術を代表する作品や、上智大学によって近年バンデアイ・クデイ遺跡で発掘され、アンコール王朝の歴史を塗り替えた「世紀の大発見」として名高い仏像の数々を紹介。〉
- 企画展「仏の美 仏教美術コレクションから」
香川県立ミュージアム
2/4〜3/7
〈当館に収蔵されている仏教美術コレクションの中から、仏教彫刻を中心に紹介します。さらに「讃岐ゆかりの肖像彫刻」として、近年の当館の調査で制作年代があきらかとなった松尾寺弘法大師像と根香寺智証大師像を特別出品いたします。〉
- 企画展「島根の神楽 芸能と祭儀」
島根県立古代出雲歴史博物館
2/5〜4/4
〈神楽は島根県内に濃厚に分布している民俗芸能であり、大きく分けると出雲・石見・隠岐と旧国ごとに特徴ある神楽が分布しています。こうした島根県内の神楽について現在伝わっている内容を各国ごとに紹介します。〉
- 特別陳列「お水取り」
奈良国立博物館
2/6〜3/14
〈「お水取り」に関わる絵画・図像・文書、「お水取り」でのみ用いる珍しい法具などのほか、江戸時代の二月堂再建に関わる史料も展示されます。あわせて二月堂の内陣と礼堂の様子を再現し、「お水取り」のさまざまな場面を撮影した写真パネルも御覧頂けます。〉
- 特別展「親鸞 茨城滞在20年の軌跡」
茨城県立歴史館
2/6〜3/22
〈親鸞の生涯と思想、親鸞を支えた家族と茨城の社会、親鸞が育て帰洛後もその教えを引き継いだ弟子(同朋)の活動という観点から、茨城における親鸞の軌跡をたどり、滞在20年の意義を探っていきます。〉
〈後半につづく〉