3月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「書の美」
早稲田大学會津八一記念館
3/1〜4/24
〈当コレクションから手鑑「文彩」、古写経手鑑「ちり蓮」、勝家文書などの折本をはじめ、古筆切れ、書簡、墨蹟を展示する。〉
- 春季展「日本人を魅了した中国美術」
白鶴美術館
3/6〜6/6
〈私たちの先人が魅了された中国美術の素晴らしさ、そしてそれを如何に受け留め生かしたか、更に自分たちに寄り添った美術へと変容させたかを見つめて参ります。更に、裂帖の展示・公開研究会を通じて、中国・日本の染織文化の一頂点、法隆寺や正倉院に伝わった上代裂の精髄を皆様と共に味わいたいと存じます。〉
- 「首里円覚寺と近世仏教文化」
沖縄県立博物館・美術館
3/9〜5/9
〈沖縄県内各地の寺院に残された御宝物とともに、当館の収蔵品を合わせて展示し、近世琉球期の仏教文化の世界を美術工芸室に再現します。〉
- 特別展「MIHO GRANDAMA Arte della Luce」
MIHO MUSEUM
3/13〜6/6
〈(テキスト情報なし)〉
- 特別展「美しきアジアの玉手箱 シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品展」
MOA美術館
3/2〜5/9
〈シアトル美術館が所蔵する7,000件におよぶ日本・東洋美術コレクションより、精選した優品約100件を一堂に展示します。〉
- 特別展「胸中の山水・魂の書 山水画の名品と禅林の墨蹟」
根津美術館
3/13〜4/18
〈山水画の奥深い空間は、画家の胸中の風景であるともいわれます。牧谿筆「漁村夕照図」など中国南宋時代の名品から室町-江戸時代の日本の水墨山水画を一望。一方、墨蹟は技巧にとらわれない書に、厳しい修行に裏打ちされた禅僧たちの精神がそのまま表れているようです。「龍巌徳真墨蹟」のように、その筆者の現存唯一の遺墨はとくに貴重です。〉
- 特別展「民藝の美 大阪日本民芸館40年の歩み」
大阪日本民芸館
3/13〜7/11
〈柳宗悦の透徹した審美眼によって見い出された古作工芸の優品約200点を中心にして、万博出展参加当時の展示の再現を試みました。〉
- 企画展「神の寺・山の寺・里の寺 古代仏教信仰の広がり」
上高津貝塚ふるさと歴史の広場
3/20〜5/9
〈奈良時代から平安時代にかけての仏教の新たな潮流に焦点をあて、仏教信仰の広がりとその背景について紹介いたします。〉
- 特別展「聖武天皇理想の都 紫香楽宮」
但馬国府・国分寺館
3/25〜5/25
〈聖武天皇は天平12年、東国行幸をおこなった後、紫香楽宮の造営と甲賀寺における大仏造立を進めます。聖武天皇が何を思い、どんな理想を抱きながら紫香楽宮を造ったのか、古代紫香楽の歴史に耳を傾けていただければ幸いです。〉
- 企画展「病をいやす くすり・まじない・神だのみ」
岩手県立博物館
3/27〜5/5
〈今も昔も変わりなく誰もが求める心と体の「いやし」。本展では、医療の恩恵を得ることが難しい時代や環境に生きた人々が、どのようにして「病」と向き合ってきたのかを示す多彩な資料を紹介します。〉