7月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。まずは7月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 特別展「誕生!中国文明」
東京国立博物館
7/6-9/5
〈河南省で出土した数々の名品に焦点をあて、「王朝の誕生」「技の誕生」「美の誕生」の3つのテーマにそって中国文明の誕生と発展のあとを振り返ります。〉
- 特集陳列「二体の大日如来と慶派の彫刻」
東京国立博物館
7/6-9/12
〈今回展示の二体の大日如来像は、作風、構造、像内納入品の種類と納入方法等に共通するところが多く、ともに鎌倉時代初頭の仏師、運慶の作と推測されています。〉
- 特別展「奈良の古寺と仏像 會津八一のうたにのせて」
三井記念美術館
7/7-9/20
〈国宝、重文を含む優れた仏像を、奈良を詠った會津八一のうたにのせて展示し、日本の宗教の奥深さ、美的感性の高さを知っていただきます。〉
- 新創記念特別展第7部「いのりのかたち 八十一尊曼荼羅と仏教美術の名品」
根津美術館
7/10-8/8
〈当館が誇る500余件の宗教美術作品より、密教画、浄土信仰にもとづく来迎図、経意を図示した説話画など、日本・朝鮮・中国の絵画・彫刻・工芸作品約30件をご覧いただく展覧会です。〉
- 夏季特別展「アジアのかざり」
MIHO MUSEUM
7/10-8/15
〈(テキスト情報なし)〉
- 特別展示「世界遺産 アンコールワット展 アジアの大地に咲いた神々の宇宙」
福岡市博物館
7/10-8/29
〈プノンペン国立博物館、シハヌーク・イオン博物館が所蔵する王朝最盛期の彫像作品を中心に67点を展覧します。〉
- 開館5周年記念特別展「馬 アジアを駆けた二千年」
九州国立博物館
7/13-9/5
〈中国・韓国の博物館が所蔵する馬の文化に関連する資料が展示されます(23件、日本初公開含む)。東アジアを走り抜けてやってきた、人と馬のはるかなる旅路をたどります。〉
- 企画展示「アジアの境界を越えて」
国立歴史民俗博物館
7/13-9/12
〈境界とは、二つの世界が接し重なるところです。視点や立場によって姿や形を変え、歴史の中には実にさまざまな境界の姿がみえてきます。アジアに注目して、古代と近現代の境界を眺めてみることにしたいと思います。〉
- 特別展「仏像入門 ミホトケをヒモトケ!」
鎌倉国宝館
7/15-9/24
〈ほとけさまの世界をより身近に感じていただくため、仏像の姿にどのような意味があるのか、また、からだや衣服はどのように飾られているのかといった、ほとけさまの見かたをひもときます。〉
〈後半につづく〉