7月に始まる展覧会から日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるもののピックアップで、7月前半分の続き。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 特別展観「没後200年記念 上田秋成」
京都国立博物館
7/17-8/29
〈上田秋成の雅俗にわたる文事と、彼と交友した多くの文人や画家たちの書画を集め、秋成を通して見た18世紀後半の多彩で豊かな、文学・芸術の世界を紹介します。〉
- 「大和百景 館蔵品で巡る奈良・大和路」
奈良県立美術館
7/17-9/12
〈(テキスト情報なし)〉
- 夏期企画展「国分寺再興 中世丹後国分寺と律宗寺院」
京都府立丹後郷土資料館
7/17-9/5
〈丹後国分寺は、奈良時代に五畿七道各国に建立された国分僧寺です。しかし現在国史跡となっている堂塔跡は、建武元年(1334)再興の建物です。丹後国分寺の軌跡を、中世再興期を中心に今一度振り返りたいと思います。〉
- コレクション展「木彫の美」
国際聚蔵館
7/21-9/20
〈木とともに歩んできた日本の文化、自然とともに生み出す美。伝統の技に清澄な精神を込めた木彫の世界を本展にて、感じていただけたら幸いに存じます。〉
- なら仏像館開幕記念特別展「至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開」
奈良国立博物館
7/21-9/26
〈「旧帝国奈良博物館本館」は、この夏「なら仏像館」と名をあらため、生まれ変わります。展示されるのは、すべて館蔵ないしご寄託をいただいている仏像で、飛鳥時代から鎌倉時代にかけて制作された名品を中心としており、まさに「至宝の仏像」と呼ぶにふさわしい内容です。〉
- 特別展「仏像修理100年」
奈良国立博物館
7/21-9/26
〈文化財の保存修理の始まりは、古社寺保存法が制定された翌年、明治31年(1898)に遡ります。一つの歴史を築いた修理、あるいは記憶しておくべき修理などを取り上げ、およそ100年の修理の歴史を振り返ります。〉
- 特別展「茶の湯のものづくりと世界のわざ 千家十職×みんぱく」
島根県立古代出雲歴史博物館
7/23-9/20
〈千家十職の皆さんが膨大な民博資料の中から選び出した資料を展示すると共に、本展をベースにした展覧会のエキスを叶う限り盛り込んだ、作品をじっくりと身近に見られる展示を目指します。〉
- 企画展「出光美術館名品展 日本の美 平安から昭和まで」
松本市美術館
7/24-9/5
〈やまと絵や琳派、浮世絵の絵師らによる華麗な色彩の美。公家・僧侶・文人らによる幽玄な墨の世界。匠の技が生み出す陶磁の温もり。維新以降の作家たちが切り拓いた新たな日本美術。〉
- 特別展「お願い!神さま仏さま 絵馬に見る人々の願いと暮らし」
長野市立博物館
7/24-9/26
〈多彩な絵馬から人々のさまざまな願いに思いをはせてみましょう。〉
- 「古寺巡礼 京都編」
土門拳記念館
7/28-9/28
〈(テキスト情報なし)〉
- 企画展「教科書で見た! 毛利家伝来品にみる有名人・名品大集合」
毛利博物館
7/29-9/12
〈毛利家には著名な文化財が多く伝来しています。そのなかから教科書でもおなじみの作品や人物にかかわる古文書・美術品などを展示します。〉
- 夏季展「あの世への想い 日本人はどのように埋葬されてきたか」
長野県立歴史館
7/31-8/29
〈原始・古代の昔から人々の死については様々な埋葬形態が表現されてきました。発掘調査により得られた考古学資料や残された文献史料等から、長野県内の資料を中心に原始・古代から今日までの死生観というものを考えます。〉
- 夏季展「涼を愉しむ 書画・茶器・懐石道具」
畠山記念館
7/31-9/20
〈茶人らの工夫を参考に涼やかな趣向で茶道具をご紹介いたします。茶人たちの知恵とユーモアを、作品から感じていただければ幸いです。〉