10月に始まる展覧会から日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるもののピックアップで、10月前半分の続き。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 特別展「薬師如来と十二神将 いやしのみほとけたち」
鎌倉国宝館
10/16-11/23
〈当館所蔵の薬師三尊及び十二神将立像は、永らく鎌倉大町に所在する辻薬師堂と呼ばれる小堂に安置されてきました。修理完成を記念して、面目を一新した姿を揃ってご披露するとともに、鎌倉にゆかりの深い薬師如来像や十二神将像を一堂に展覧いたします。〉
- 企画展「良寛没後180年記念 良寛とその周辺 江戸後期の禅僧たち」
駒澤大学禅文化歴史博物館
10/18-11/20
〈良寛が生きた江戸後期は、優れた禅僧が活躍した時代でもありました。今回の企画展では、良寛墨蹟を中心に、同時代の禅僧たちの書画・禅籍などを交え、良寛の時代の禅美術や禅の歴史を紹介します。〉
- 「生誕100年特別展 白洲正子 神と仏、自然への祈り」
滋賀県立近代美術館
10/19-11/21
〈白洲正子の著作のなかで紹介された、国宝や重要文化財を含む、仏教美術や絵画などの作品を中心に、彼女が探求した神仏観と美意識など、美しいものを愛おしむ世界観を再検証いたします。〉
- 「世界遺産アンコールワット展 アジアの大地に咲いた神々の宇宙」
熊本県立美術館
10/19-12/5
〈アンコール王朝最盛期の彫刻を中心に、プノンペン国立博物館とシハヌーク・イオン博物館の所蔵する名品67点を公開いたします。〉
- 特別展「晴れの国の名宝 岡山の国宝・重要文化財」
岡山県立博物館
10/22-11/28
〈このたび「第25回国民文化祭・おかやま2010」が開催されるのを記念して、岡山ゆかりの国宝・重要文化財を中心に優れた文化財を一堂に公開します。〉
- 特別展「第62回正倉院展」
奈良国立博物館
10/23-11/11
〈平城遷都1300年と光明皇后ご遠忌1250年に当たる今年は、正倉院を代表する宝物が数多く出陳されます。出陳点数は北倉19件、中倉21件、南倉28件、聖語蔵3件の計71件で、うち14件が初出陳です。〉
- 「みんなで学ぶ 朝鮮・韓国の歴史と思想」
高麗美術館
10/23-12/23
〈朝鮮半島への理解をさらに深める契機として、子供たちにもやさしい解説を添えて陶磁器や絵画、木工家具、考古資料などを展示し、あらためてその悠久の歴史を振り返ります。〉
- 特集展示「懐徳堂記念会創立100周年記念 懐徳堂展 大阪“知”の源流」
大阪歴史博物館
10/27-11/20
〈江戸時代の懐徳堂の創設から近現代における活動まで、約300年にわたる懐徳堂の歴史を振り返ります。また、貴重資料の劣化をいかに食い止め、修復するかという試みや、最先端のデジタルアーカイブの成果などもご紹介します。〉
- 「曹洞宗の名刹 大乗寺の名宝」
石川県立美術館
10/28-11/28
〈現在、当館に一括寄託される大乗寺の文化財は古文書・絵画・工芸などですが、今回はそれらのうちより、重要文化財『佛果碧巌破関撃節』、『支那禅刹図式』などを展示します。〉
- 特別展「清浄華院の寺宝」
佛教大学宗教文化ミュージアム
10/30-11/6
〈京都古文化保存協会との共催。併設の特別陳列「日本仏教と高麗版大蔵経」〉
- 特別展「親鸞聖人七五〇回忌記念企画 親鸞展」
福井市立郷土歴史博物館
10/30-11/29
〈浄土真宗の開祖である“聖人”としてではなく、一人の人間として見るというスタンスを貫き、貴重な寺宝のみならず、わかりやすい解説文や映像とともに生涯の足跡をたどることで、親鸞という人のリアリティに迫る画期的な展覧会です。〉
- 特別展「鹿島の寺院展」
南相馬市博物館
10/30-12/5
〈相馬地方の仏教文化の一端を、国・県・市の指定文化財を多数所蔵する鹿島区の三寺院「阿弥陀寺」「宝蔵寺」「日光寺」の貴重な資料により紹介するものです。〉
- 特別展「創立75年記念さわらび会書展記念展特別企画 平安古筆名宝展」
北海道立近代美術館
10/30-11/7
〈仮名書道研究団体さわらび会75年の節目を飾る一門による仮名書道展。特別企画として「春敬記念書道文庫」収蔵の貴重な平安古筆を展示し、仮名美の粋を紹介します。〉