1月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。まずは1月の前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「新春特別陳列」
上原仏教美術館
1/1-2/15
〈所蔵品からは、平山郁夫『雲崗石仏』のほか、新収蔵した平安時代の書『金光明最勝王経注釈断簡(飯室切)』や『妙法蓮華経断簡(蝶鳥下絵経切)』などを展示します。寄託品からは、静岡県指定文化財・吉田寺阿弥陀三尊像、毘沙門天立像を公開いたします。〉
- 「入江泰吉 やまといろ」
奈良市写真美術館
1/2-3/27
〈入江作品のなかから古来より日本に伝わる色を見いだし、その名の由来を紹介するとともに、入江が古色で表現した作品から奈良大和路の色彩「やまといろ」を探ります。〉
- 「現代アジアの作家−V 華麗なるネパールの神仏 ポーバ絵画の世界」
福岡アジア美術館
1/2-3/22
〈ポーバ絵画とは、ネパールの先住民族であるネワール族の画家が描いた、仏教やヒンドゥーの神仏や曼荼羅などの絵画のことです。伝統的な宗教絵画でありながら、西洋的な陰影表現や油彩技法など、新たな手法を取り入れて展開する現代のポーバ絵画の世界を、30作家約50点の作品で紹介します。〉
- 「墨宝 常盤山文庫名品展」
根津美術館
1/8-2/13
〈本展は、常盤山文庫の墨宝を通して中世禅林文化の一端を紹介するものです。墨蹟と水墨画を中心に初公開の「犀皮水注」などの工芸作品を加えて、国宝2件、重要文化財13件を含む約50件で構成します。〉
- 「発掘された武家の古都・鎌倉」
神奈川県立歴史博物館
1/8-2/13
〈世界遺産を目指す武家の古都・鎌倉市の最新の発掘調査の成果と、その出土品を中心に展示します。〉
- 「筆墨精神 中国書画の世界」
京都国立博物館
1/8-2/20
〈朝日新聞社の創業者の一人、上野理一氏によって収集された上野コレクションは、明清時代の書画を中心に、碑帖などの書跡76件、絵画87件をあわせた163件に及びます。この展覧会では寄贈50周年を記念し、コレクションの優品とともに、関連する作品もあわせて国宝10件、重要文化財23件を含む約110件を紹介します。〉
- 「発掘された日本列島2010」
大阪歴史博物館
1/12-2/28
〈近年特に注目される20遺跡から約450点の出土品を展示するとともに、特別史跡「キトラ古墳」・「高松塚古墳」、邪馬台国問題についても紹介します。〉
- 「古代出雲展 神々の世界」
岡山県立博物館
1/14-2/13
〈出雲大社・神仏習合・出雲信仰の歴史を、出雲大社の神宝をはじめ、関連する文書や絵画、工芸資料などで紹介し、神話の国出雲の歴史と文化を紹介します。〉
〈後半につづく〉