2月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 特別陳列「お水取り」
奈良国立博物館
2/5-3/14
〈「お水取り」の期間に合わせ、修二会や二月堂の歴史と信仰をたどる絵画や文書、練行衆によって実際に用いられた品々を展示します。また、江戸時代の二月堂焼亡と復興に関する史料や、当時のガイドブックともいえる名所図会に描かれた二月堂と修二会の姿なども御覧いただけます。〉
- テーマ展示「日本歴史遺産 大分市の国指定史跡」
大分市歴史資料館
2/21-3/6
〈国指定史跡が大分市内には現在9つあり、平成21年2月に指定された「横尾貝塚」、毎年発掘調査が行われている「大友氏遺跡」や当館に隣接する「豊後国分寺跡」もその国指定史跡の1つです。日本の歴史を知る上で重要なこれら市内の国指定史跡について紹介します。〉
- 「棟方志功 祈りと旅」
静岡市美術館
2/11-3/27
〈没後35周年を記念して、「祈りと旅」をテーマに、棟方志功の足跡を約330点の作品でご紹介します。「二菩薩釈迦十大弟子」や、全長26mに及ぶ大作「大世界の柵」などの代表作を網羅するとともに、文学や女性を主題にした作品や、静岡市出身の工芸家・芹沢けい介ともゆかりの深い、民芸運動との関わりを示す作品をご紹介します。〉
- 「聖地★巡礼 自分探しの旅へ」
徳島県立博物館
2/11-3/21
〈この企画展は、国立民族学博物館が2007年に開催した同名の展示をもとにして構成するもので、主としてキリスト教(カトリック)の3大聖地の一つであるサンチャゴ・デ・コンポステラ(スペイン)への巡礼について、モニタ20数台による映像を駆使して紹介します。また、恐山や四国遍路といった日本の聖地及び巡礼も取り上げ、さまざまな聖地・巡礼の意味を探ります。〉
- 企画展「近江の観音像と西国三十三所観音巡礼」
滋賀県立安土城考古博物館
2/11-4/3
〈十数件の指定文化財とともに、未指定ながらも水準の高い仏像・仏画、さらに考古・民俗資料を加えて展示構成し、観音信仰がなぜ人々の心を捉えて離さなかったのか、造形美術や信仰遺品を通してその実態に迫ります。〉