6月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 平常展「鎌倉の仏像」
鎌倉国宝館
6/2-7/3
〈財団法人常盤山文庫のご協力を得て、そのコレクションを特集陳列〉
- 企画展「三朝七高僧と真宗聖教」
大谷大学博物館
6/3-8/7
〈鎌倉・室町時代に制作された写本・版本の優品を中心に、浄土三部経、七高僧の著述のうち浄土真宗で重視された著作、そして宗祖の主著『教行信証』などを紹介します。〉
- 企画展「瓦にこめた祈り 和泉・南河内地域における11〜13世紀の寺院」
堺市博物館
6/4-9/4
〈堺市内および周辺地域の寺院跡や遺跡から出土した仏教信仰を表現した特徴のある文様をもつ瓦類を展示し、その思想に結縁した集団や勧進聖の活動の痕跡などを紹介します。〉
- 「不滅のシンボル 鳳凰と獅子の美術」
サントリー美術館
6/8-7/24
〈鳳凰と獅子という瑞鳥、霊獣のイメージの展開に注目します。高貴な姿の鳳凰や威厳あふれる獅子の変遷を、屈指の名品によってたどりながら、人々が鳳凰や獅子に託した祈りや、豊かな空想のはばたきを感じていただければ幸いです。〉
- 企画展「寺社参詣・物見遊山 横浜・神奈川の名所」
横浜市歴史博物館
6/11-7/10
〈当館が所蔵する横浜市域を含む神奈川県内の名所にかかわる浮世絵・絵図・道中記などから、江戸時代の金沢八景や大山、江の島、鎌倉などの名所の風景を紹介する収蔵資料展です。〉
- 企画展「葛城修験の聖地・中津川行者堂の文化財」
和歌山県立博物館
6/11-7/18
〈中津川行者堂と近隣の熊野神社に伝わる文化財を初めて公開し、地域の中で育まれ、残されてきた修験道文化の一端をご紹介します。特に修験者の活動を具体的に跡づける貴重な文化財である碑伝や護摩札等については、江戸時代に奉納された152点を一挙に公開します。〉
- 特別展示「愛宕山をめぐる神と仏」
佛教大学宗教文化ミュージアム
6/13-7/9
〈(テキスト情報なし)〉
- 企画展「黄檗宗“名刹”長崎・万寿山聖福寺」
ナガサキピースミュージアム
6/14-7/3
〈聖福寺は建造物の老朽化が目立ち、特に本殿「大雄宝殿」は倒壊の危機にさらされています。このため「大雄宝殿修復協力会」が結成され募金等の取り組みが展開されています。聖福寺の歴史・建造物文化財を写真・パネルで紹介すると共に寺宝「関帝像」を特別展示公開します。〉
- 企画展「綜覧立山曼荼羅 絵で知る立山信仰の世界」
富山県水墨美術館
6/3-7/18
〈「立山信仰」の世界観が凝集して描かれた掛軸式絵画に、「立山曼荼羅」があります。県内外で確認されている47作品を最新の研究成果に基づき一堂に展示します。〉
- 「日本における辞書の歩み 知の森への道をたどる」
静嘉堂文庫美術館
6/25-7/31
〈中国の辞書の影響を受けて、平安時代中期に成立した漢和辞書『新撰字鏡』を始め、中世の国語辞書や江戸時代の英和・蘭和辞書、また百科事典的性格をもつものなど、平安時代から江戸時代までに作られた辞書、約60点を展示致します。〉
- 特別展「よみがえる国宝 守り伝える日本の美」
九州国立博物館
6/28-8/28
〈77件の展示品のうち、国宝が11件、重要文化財18件。日本全国の宝が福岡に集います。中でも京都・神護寺が守り継ぐ国宝『源頼朝像』『平重盛像』のほか、聖徳太子の死去を悼んでその妃が作らせたという飛鳥時代の染織工芸品、国宝『天寿国繍帳』など九州初必見の作品ばかりです。〉