3月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「一行書・二行書」
早稲田大学會津八一記念博物館
3/2-4/25
〈禅宗の僧侶たちが一行あるいは二行に、「臨済是達磨骨髄」などのように禅の真髄を示したことば、「鴉飛古村霜」のように偈の一部などを表した26点の書を撰び展示します。〉
- 「中世の安房と鎌倉 海で結ばれた信仰の道」
館山市立博物館分館
3/3-4/22
〈“渚の駅”たてやまのオープンを記念した今回の展覧会では、中世の鎌倉(三浦半島)と安房(房総半島)の交流を仏教文化から探り、海を通した地域間交流が中世、そして現在の館山にとって、ともに重要であることを知っていただく機会とします。〉
- 「高田本山の宝物と文化財展 信仰とその証」
パラミタミュージアム
3/4-4/16
〈親鸞聖人直筆の、重要文化財『親鸞聖人消息』をはじめ聖人関係の美術・文化財とともに、三重県内の高田派寺院 のご宝物も展示いたします。〉
- 「北の土偶 縄文の祈りと心」
北海道開拓記念館
3/6-5/13
〈2007年、函館市著保内野遺跡から発見された「中空土偶」が、北海道初の国宝に指定されました。本展では北海道・東北地方を中心とした、数多くの貴重な資料を展示します。〉
- 「東インド会社とアジアの海賊」
東洋文庫ミュージアム
3/7-6/24
〈今から400年前、東インド会社はイギリス・オランダ・フランスなどの北西ヨーロッパで誕生しました。近代が幕を開けたその時、二つの文明世界はいかに出会い、いかなる関係を切り結んだのでしょうか。〉
- 「「かな」の美」
野村美術館
3/10-6/10
〈名物切とよばれる平安時代の書から、鎌倉時代の藤原俊成・藤原定家の書を経て、江戸時代の「寛永の三筆」とよばれる近衛信尹、本阿弥光悦、松花堂昭乗の書、あるいは後水尾天皇や近衛家熈の書までを展示します。〉
- 「MIHO GRADAMA|| 母なる方へ」
MIHO MUSEUM
3/10-8/19
〈(テキスト情報なし)〉
- 「平山郁夫 世界遺産 高句麗古墳を描く」
平山郁夫シルクロード美術館
3/16-6/25
〈高精細のデジタル画によって復元された 江西大墓の壁画を、墓室を再現して展示します(初公開)。同時に平山郁夫が描いた江西大墓・中墓の高句麗古墳壁画や、朝鮮民主主義人民共和国の史跡、風景、人物を紹介いたします。〉
- 「三都画家くらべ 京、大坂をみて江戸を知る」
府中市美術館
3/17-5/6
〈描くスタイルやテーマが多彩となり、三都の個性が際立ってきた江戸中・後期の作品を中心にご覧いただきます。〉
- 「ガンダーラの美術とシルクロードの絵画 平山郁夫と樋口隆康、二人のコレクションを中心に」
泉屋博古館
3/17-5/20
〈樋口隆康が豊富な海外調査の折に集めたコレクションを初公開するとともに、平山氏が蒐集されたガンダーラ美術の名品もお借りして、仏像のふるさとであるガンダーラ美術の全貌をご紹介するものです。〉
- 「大名と藩 天下太平の立役者たち」
埼玉県立歴史と民俗の博物館
3/20-5/6
〈川越・忍・岩槻の3藩やその歴代大名家に関する、名品・重要資料が一堂に会します。さらに、あまり知られていない岡部藩や久喜藩についても紹介し、県域に存在した大名と藩について、その全貌を明らかにします。〉
- 「ボストン美術館 日本美術の至宝」
東京国立博物館
3/20-6/10
〈アメリカのボストン美術館100年以上にわたる日本美術の収集は、海外にあるコレクションとしては世界随一の規模と質の高さを誇ります。本展は、その中から厳選された仏像・仏画に絵巻、中世水墨画から近世絵画まで、約90点を紹介します。〉
- 「古代越前の文字 福井ゆかりの資料から探る文字文化の広がり」
福井市立郷土歴史博物館
3/23-5/6
〈奈良時代の東大寺領荘園絵図や法隆寺旧蔵の経典、平城宮・平城京跡出土木簡などの貴重な資料をはじめ、県内出土の墨書土器などの考古資料も広く展示して、越前やその周辺地域での古代の文字のあり方をご紹介します。〉
- 「芝増上寺 秀忠とお江の寺」
江戸東京博物館
3/27-5/27
〈都市江戸のランドマークであった増上寺について寺宝を中心に展観し、その歴史をさぐろうと企画しました。江戸・東京のなかに設けられた大寺院の姿を辿っていただければと思います。〉