8月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「仏像入門 ミホトケをヒモトケ!」
鎌倉国宝館
8/2-9/9
〈仏様の世界をより身近に感じていただくため、仏像の種類やかたち、仏像の材質や作り方といった、ほとけさまのみかたをひもといていきます。仏像のひみつを知ることで、昔の人びとが仏像にどのような願いを込め、また今日まで大切に守り伝えてきたのかを考えるきっかけになればと思います。〉
- 「仙がい展(東洋の白いやきもの展に併設)」
出光美術館
8/4-10/21
〈今回は「第二の故郷、筑前・博多」、そして「愛すべき自然」という二つのテーマにそって、博多の祭りや九州北部の風景を描いた絵画、身の回りの様々な動植物を描いた作品、そして、それらをもとにした教訓画を合計40件〉
- 「国宝 古今和歌集序と日本の書」
大倉集古館
8/4-9/30
〈国宝「古今和歌集序」を文化庁の文化財保存事業による3ヵ年に亘る修理後初公開いたします。本作品を中心に、東京国立博物館ご所蔵の国宝「元暦校本万葉集巻十二(高松宮本)」や、重要文化財「和漢朗詠集巻下(益田本)」など、王朝人の心を伝える和歌の魅力と書の美をご堪能ください。〉
- 「出光美術館コレクションによる 花鳥の美 珠玉の日本・東洋美術」
田原市博物館
8/11-9/23
〈花鳥は、日本・東洋の美術作品の中で、最も愛された主題です。「花鳥の美」と題し、出光美術館が所蔵するコレクションより、絵画・工芸の優品、40点を厳選、展示いたします。〉
- 「知られざる尾道仏教美術 塔のかたち」
おのみち歴史博物館
8/11-9/17
〈「寺のまち」とも評される尾道には、古くから、「浄土寺多宝塔」「西國寺三重塔」「天寧寺塔婆」「向上寺三重塔」と、日本を代表する塔の名建築があります。本展では、塔をテーマとし集められた尾道の寺々に伝わる文化財を中心に展覧を試みています。〉
- 「北京・故宮博物院展」
長崎歴史文化博物館
8/18-9/17
〈北京・故宮博物院が所蔵する180万点にもおよぶ文物から、絵画、工芸、服飾、宝飾など約200点の至宝を厳選。故宮に生きた“女性たち”、“子どもたち”をテーマに、知られざる宮廷の生活と中国文化の精髄に迫ります。〉
- 「明清の美術 爛熟の中国文化」
大和文華館
8/18-9/30
〈彩色の美しさと吉祥的意味合いによって広い階層に愛された花鳥画、古画学習への意欲がうかがえる故事人物画・仕女風俗画、新しく中国に流入した西洋画法を吸収した宮廷内外の作例などを通じて、都市の華やかな生活を謳歌する、活気ある明清美術の魅力を紹介します。〉
- 「仏教信仰と美術」
センチュリーミュージアム
8/20-11/24
〈敬虔な仏教信仰から生み出された、さまざまな美のかたち〉
- 「ポイント展 弔い」
福島県立博物館
8/22-9/26
〈葬儀の際に遺体を運ぶ棺台を2種類、ひとつはまるでお神輿のように華やかなものです。そして漆塗りのお棺。土葬地帯だったので用意していたら火葬場ができ土葬禁止になって未使用で残されたものです。そして、葬儀の時に近親者が着る麻の着物です。〉
- 「仏教の思想と文化 インドから日本へ」
龍谷ミュージアム
8/3-9/18
〈仏教の生まれたインドから日本に至るまでの仏教の2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて通覧します。〉
- 「南都大安寺と観音さま展」
パラミタミュージアム
8/30-10/10
〈北勢地方には、いなべ市大安町という町があります。この町名は昭和34年に南都大安寺の食封が「員弁郡宿野原」にあったことにちなんで名づけられたのでした。地元ゆかりの大安寺の名宝と歴史、そして観音菩薩の名作約50点を展示し、その中に日本の心の原点を探ってみたいと思います。〉
- 「古筆と和歌」
出光美術館・門司
8/31-10/14
〈優雅な趣の平安の古筆、厳格な印象の鎌倉の古筆、どっしりと立派な室町の古筆と、書写された時代によって文字の印象が異なる各時代の古筆を、巻子や冊子、古筆手鑑、掛け軸と、様々な鑑賞形態でご覧いただきます。また、古筆にちなんで、和歌を題材として描いた絵画や、和歌を意匠として用いた工芸品も、ともに展示いたします。〉