1月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「ボストン美術館 日本美術の至宝」
九州国立博物館
1/1-3/17
〈ボストン美術館の十万点を超える日本美術の収蔵品の中から名品46点を厳選してご紹介する、ボストン美術館史上最大規模の日本絵画展です。同館では、日本とアメリカの協力のもと、大規模な文化財の保存修復事業を行ってきました。曽我蕭白の傑作「雲龍図」もその成果の一つで、世界に先駆けて初公開いたします。〉
- 「新春特別陳列」
上原仏教美術館
1/1-2/11
〈当館展示ロビーにて、所蔵品と寄託品を公開する展示会です。所蔵品からは、「飯室切」など古写経切と、平山郁夫が描いた「雲崗石仏」などの日本画を、寄託品からは、松崎町吉田区・吉田寺阿弥陀三尊像、毘沙門天立像を展示する予定です。〉
- 「近江巡礼 祈りの至宝展 滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美」
静岡市美術館
1/2-2/11
〈近江で最初の公立博物館であり、優れた仏教美術と近世絵画を中心とした館蔵品・寄託品を有する滋賀県立琵琶湖文化館が今なお守り伝える選りすぐりの優品を紹介します。〉
- 「新春を寿ぐ 天神画像を中心に」
石川県立美術館
1/4-2/11
〈前田育徳会が所蔵する各種「天神画像」と様々な文房具類に、新春に相応しい絵画などを展示します。〉
- 「2011.3.11 平成の大津波被害と博物館 被災資料の再生をめざして」
岩手県立博物館
1/5-3/17
〈岩手県立博物館は、特に被害が深刻な陸前高田市を中心に、博物館関連施設および被災資料の救出と恒久的保存に向けた措置を施してきました。これまでの活動状況を報告し、併せて今後の課題を整理し被災施設の機能が一日も早く再生されるよう支援の一層の充実を図ること、これまでにいただいた様々な支援に対し、感謝の意を表することを目的として、テーマ展を開催。〉
- 「姫路仏壇に見る匠の技展」
姫路市書写の里・美術工芸館
1/6-2/17
〈姫路仏壇の制作に携わる、木地師・宮殿師・彫刻師・塗師・呂色師・金箔押師・彩色師・蒔絵師・錺金具師らの匠の技に焦点をあて、仏壇や仏具約30点と、材料や部材、道具類、制作風景写真などもあわせて紹介します。〉
- 「国宝 十二天像と密教法会の世界」
京都国立博物館
1/8-2/11
〈博物館の所蔵する国宝の十二天像と国宝の山水屏風を中心に、後七日御修法と灌頂という密教の重要な法会の世界を紹介。国宝14点、重要文化財16点、重要美術品3点、初公開作品も多数含む総数70件あまり。〉
- 「新春の国宝那智瀧図 仏教説話画の名品とともに」
根津美術館
1/9-2/11
〈釈迦の生涯や奇瑞を描いた仏伝図、聖徳太子や弘法大師にまつわる物語、そして寺院や宗派の優位性を説く縁起絵など、根津美術館が所蔵する仏教説話画の作品とともにお楽しみください。〉
- 「慈悲の心 信仰と絵画」
本間美術館
1/10-2/18
〈古来より多くの人々が神仏を信仰し、安らぎを求めてきました。本展では、神仏が描かれた絵画を通して信仰の姿を紹介します。〉
- 「北勢の古代瓦と寺院」
鈴鹿市考古博物館
1/12-3/10
〈寺院跡から出土した古代瓦を中心に展示を行い,北勢地域の古代文化を考えます。〉
- 「大津の仏教文化12 延暦寺の仏画」
大津市歴史博物館
1/16-2/24
〈天台宗総本山、比叡山延暦寺は、我が国最大の寺院の一つとして実に多くの宝物を所蔵しています。今回はその中から、今まであまり紹介されることのなかった未指定の仏画を紹介します。〉
- 「宮大工の世界」
大分県立歴史博物館
1/25-2/24
〈道具類やさまざまな資料をとおして、宮大工の技術と文化を紹介します。〉
- 「七つまでは神のうち 子どもを育む祈り」
葛城市歴史博物館
1/26-3/10
〈子どもを授かってから、誕生、そして成長してゆく過程における子どもを育む親や大人の祈りや願いを、様々な通過儀礼を通じて考えてみます。〉