2月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「震災からよみがえった東北の文化財」
安城市歴史博物館
2/2-3/31
〈この展覧会では、被災地で文化財や博物館がどのような役割をはたしているのかに焦点をあてています。復興活動と文化財の関係をとおして、私たちの日常生活を足元から見直すきっかけにできればと思います。〉
- 「みちのくの瓦 東北と三州をつなぐもの」
高浜市やきものの里かわら美術館
2/2-3/17
〈多賀城・平泉に象徴される古代から現在までの東北発展の歴史をふり返りつつ、近年の三州瓦の流通など愛知県と東北の結びつきも交えながら、東北に花開いた瓦文化を紹介してまいります。〉
- 「発掘された若狭神宮寺」
福井県立若狭歴史民俗資料館
2/2-3/3
〈若狭神宮寺境内やその周辺からは、神願寺(後の若狭神宮寺)建立以前の縄文時代の遺物や創建間もない奈良時代の瓦、若狭神宮寺と寺号を改めた後の室町時代のものなど、さまざまな資料が出土しており、それらの資料を展示いたします。〉
- 「中国 王朝の至宝」
神戸市立博物館
2/2-4/7
〈夏から宋の時代にわたる中国歴代の王朝の都・中心地域に焦点をあて、それぞれの地域の特質が凝縮された代表的な文物を対比しながら展示〉
- 「お水取り」
奈良国立博物館
2/9-3/17
〈行法で実際に使われていた法具や,二月堂と修二会の歴史や伝統を伝える絵画・文書・出土品などを御覧いただきます。〉
- 「筑波山 神と仏の御座す山」
茨城県立歴史館
2/9-3/20
〈筑波山は、古くから信仰の山として広く知られてきました。神様も仏様も両方御座した霊峰「筑波山」が古代から近代にかけて人々にどのように信仰されてきたのかを紹介します。〉
- 「若狭・多田寺の名宝」
龍谷ミュージアム
2/9-4/7
〈このたび多田寺の秘仏本尊・薬師三尊像が、寺外で揃って初公開されることになりました。この展覧会では、新発見の仏像・仏画を含め、多田寺に伝来した宝物のすべてが展観されます。また若狭で祀られる薬師如来像や、関連する薬師信仰の資料が勢揃いします。〉
- 「仏画へのいざない」
八代市立博物館未来の森ミュージアム
2/15-3/24
〈八代の12カ寺に伝わる35件の仏画を、5つのテーマにわけて紹介します。江戸時代の仏教芸術の豊かさをご堪能いただくと同時に、郷土八代における寺院の歴史や、そこに生きた人々の祈りをも感じていただけることでしょう。〉
- 「救いへの祈り」
神奈川県立金沢文庫
2/15-4/14
〈初七日、四十九日の法要や、一周忌、三回忌といった供養は、死者のみならず、供養を行った人々も救済すると考えました。この展示では、称名寺伝来の文化財を中心に、供養にこめられた祈りの姿をたどります。〉
- 「斑鳩寺の文化財」
太子町立歴史資料館
2/3-5/19
〈太子町からたつの市にかけての地域にあった法隆寺領鵤荘の中心に建てられた斑鳩寺は、播磨の太子信仰の中心として栄え、多くの文化財が残されています。それらの資料につきまして、特に絵画は脆弱なため日頃は公開されていません。そこでそれらの貴重な資料を公開し、多くの人に観覧していただきたいと思います。〉
- 「やまと絵 歌と物語の世界へ」
和泉市久保惣記念美術館
2/16-3/31
〈館蔵品の中から、平安時代以来の伝統的な絵画様式である「やまと絵」を取り上げ、歌仙絵や和歌、縁起絵や物語絵など、歌と物語に着目して選び紹介します。とくに平成19年度以降の新規購入品を多く初出陳する機会とします。〉
- 「鬼・オニ・ONI」
豊橋市美術博物館
2/22-3/24
〈豊橋を中心とする東三河地方には、鬼祭や花祭をはじめ鬼にまつわる祭が数多く伝承されています。本展では、歴史・民俗・美術の各分野からみた鬼を紹介します。〉