8月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「長谷川等伯展 大徳寺と等伯を中心に」
石川県七尾美術館
8/10-9/16
〈「大徳寺と等伯」に焦点をあて、一部関連史料や信春時代作品なども併せ、5つのキーワードで23点を紹介します。石川県初公開作品が半数を占め、京都でも普段拝見することが難しい作品です。〉
- 「飛鳥・藤原京を考古科学する」
飛鳥資料館
8/1-9/1
〈飛鳥・藤原京を主な舞台に、発掘調査から整理作業における考古科学の役割と成果を分かりやすく紹介する展覧会を企画しました。実際に調査で用いた機器類とともに、調査の対象となった考古資料もまじえつつ、奈文研における考古科学の最前線をご紹介します。〉
- 「中世の日本美術」
センチュリーミュージアム
8/19-11/30
〈王朝文化の終焉と、新たな時代の美の追求〉
- 「京都 清水寺展」
新潟県立万代島美術館
8/23-10/14
〈清水寺寛永再建380年を記念し、普段は目にすることのない多数の寺宝をご紹介いたします。三面千手観世音菩薩坐像などの重要文化財も出陳します。〉
- 「特集陳列 運慶・快慶周辺とその後の彫刻」
東京国立博物館
8/27-11/17
〈大日如来坐像を3体展示しました。そのうち小さい2体は、作風、構造、像内納入品の種類と納入方法等に共通するところが多く、ともに鎌倉時代初頭の仏師運慶の作と推測されています。一方、等身大の像は快慶の作です。頭の上に結った髻の形、体の肉付き、脚部の衣の襞などに注目して比べてみてください。〉