仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2014年8月の展覧会

2014年8月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


鎌倉国宝館「仏像入門-ミホトケをヒモトケ!-」8/1〜9/7
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/26-07heijouten.html

かんなみ仏の里美術館「大竹千体観音像展-今甦る蓮誉華空法阿の想い-」8/1〜9/29
 函南町指定有形文化財の千体観音像で現存する700余りの全てを展示します。
http://www.kannami-museum.jp

畠山記念館「茶道具以外が勢ぞろい!―中国陶磁・能装束・肖像画・絵巻―」8/2〜9/15
http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/

海の見える杜美術館「信仰と美術Ⅱ 仏と神のすがた 後期」8/9〜10/13
http://www.umam.jp
 聖なるものの表現は、多様性に満ちあふれています。シリーズ展「信仰と美術」の第2回展では、仏と神の「すがた」をテーマに、人々の信仰のありかたを見ていき、魅力あふれる聖なる仏と神のすがたに迫ります。

岡崎市美術博物館「法隆寺展 聖徳太子と平和への祈り」8/9〜9/21
 国宝「観音菩薩立像(夢違観音)」をはじめとする飛鳥時代後期(白鳳期)の仏像に加え、聖徳太子の肖像や生涯を描いた絵伝など太子信仰により制作された鎌倉時代を中心とする彫刻・絵画の名品を展示し、「日本仏教の祖」聖徳太子の偉大な足跡を紹介します。さらに古来三河で盛んな浄土真宗における篤い太子信仰を示す文化財も展示し、仏教を通して聖徳太子が目指した平和がどのようなかたちで伝えられ、太子信仰が全国そして三河へと広がっていったかをたどります。
http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/exhibition/openexhibition/p017528.html

龍谷ミュージアム「仏教の思想と文化第Ⅱ期/大谷探検隊の軌跡/来世の造形」8/12〜9/15

出光美術館宗像大社国宝展-神の島・沖ノ島と大社の神宝」8/16〜10/13
 朝鮮・中国、さらには遠くペルシャの工芸品も含み、「海の正倉院」とも呼ばれる沖ノ島出土の国宝8万点をはじめとする神宝や、中世の古文書類や福岡藩主により奉納された扁額などの貴重な資料を厳選し、宗像大社の悠久の歴史をご紹介します。また、沖ノ島の奉献品とならび称される伊勢神宮の神宝が特別出品されます。さらに、出光コレクションより大社ゆかりの品々にちなんだ仙厓の書画をあわせ、全106件の作品を展示します。
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/munakata_taisha/index.html

東京国立博物館「甦った飛鳥・奈良染織の美-初公開の法隆寺裂-」8/19〜9/15
 修理ではガラス挟みを解体して作品を取り出し、歪んだ糸目(いとめ)を正しく揃え、和紙で裏打ちして安定化させる方法がとられました。一部の作品については保存・研究上の理由から、和紙やポリエステル綿等のクッション材を用いた修理が施されています。これにより、やや青味をおびたガラス板自体の色や裂に付着した汚れによって隠されていた色彩が鮮烈に甦り、作品本来の魅力、飛鳥・奈良染織の美しさを目の当たりにすることができるようになりました。これまで保存上の理由から公開されることのなかった法隆寺裂の数々を一堂に会した貴重な機会をお楽しみください。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1684

五島美術館「秋の優品展-絵画・書跡と陶芸-」8/30〜10/19
 館蔵品の中から、平安時代の「古筆」、鎌倉・室町時代の「墨跡」、桃山・江戸時代の「絵画」「奈良絵本」「陶芸」など、名品約60点を展示(会期中一部展示替あり)。各時代を代表する日本美術の多彩な世界を展観します。
http://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/next.html

神奈川県立金沢文庫仏教美術逍遥」8/21〜9/28
 海岸尼寺の旧本尊であった十一面観音立像(称名寺重要文化財)や、修理後初の公開となる聖徳太子立像など金沢ゆかりの仏教美術のほか、 近年、三浦氏の本拠地に位置する大善寺横須賀市)で新たに発見された平泉様式の天王立像など、約50点を一堂にご紹介します。
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/tenjiyokoku.html

大和文華館「富岡鉄斎と近代日本の中国趣味」8/22〜10/5
本展覧会では、中国文化への知識に裏付けされた鉄斎作品を出陳し、富岡家旧蔵の書画・版本やその周辺の中国書画コレクションを紹介します。今年は鉄斎没後90年にあたります。この機会に、近代日本と中国の文化交流における鉄斎の重要性を再認識し、その作品の新たな魅力を発見していただければ幸いです。
http://www.kintetsu.jp/yamato/exhibition/tomioka.html

正木美術館「正木孝之コレクション特別展 第1部 請来絵画と古陶」8/23〜10/19
 中世禅宗文化の宝庫、正木コレクションは一幅の中国絵画から始まりました。伝銭選筆「果?秋虫図」との出会いが、正木孝之を東洋古美術品の収集へと向かわせ、その後「六祖慧能図」(重要文化財)といった禅宗文化の名品を次々に手に入れます。第1部「請来絵画と古陶」展では、コレクター正木孝之の原点といえる、大陸から日本へ伝わった絵画、墨蹟、陶磁器を展示いたします。「唐物」として当時の人々が抱いていた大陸への憧れ、それから数百年後、再びその美を見出した孝之の眼をご覧いただきます。
http://masaki-art-museum.jp/event/14sp_pt1.html

香雪美術館「曾我蕭白 鳥獣画の探究」8/30〜10/13
 本展では、蕭白の画業を知る上で大変重要な伊勢地方での作品を中心にご紹介します。鳥や獣などの表現に着目してご覧ください。
http://www.kosetsu-museum.or.jp/exhibition/future/

高知県立美術館「空海の足音-四国へんろ展(高知編)」8/23〜9/23
 県内の札所に脈々と受け継がれて来た貴重な仏像、絵画、工芸品、仏具、文書、遍路石を一堂に展示します。四国内外の空海ゆかりの宝物をあわせ、国宝・重要文化財を含む総数約130件の多彩な作品で、今も四国に息づく遍路文化をご紹介します。
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/contents/exhibition/exhibition/2014/henro/henro.html