仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2014年11月の展覧会

2014年11月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


福島県立博物館東日本大震災復興祈念 みちのくの観音さま 人に寄り添うみほとけ」11/1〜12/14
 観音菩薩は、さまざまな苦しみに悩む人々を救うために現れるとされ、人に寄り添う最も身近なみほとけとして、東北地方でも古くから信仰を集めてきました。そのことをふりかえるために、東北各地の観音像、観音に捧げられた奉納品、観音ゆかりの多彩な文化財を幅広く集めて展示公開いたします。「第一章 観音菩薩のすがた」では、東北各地の観音像を展示し、あわせて仏像を守り伝えてきた地域・寺社の歴史も紹介します。「第二章 観音菩薩への祈り」では、観音を信仰した人びとに焦点を当て、参詣・巡礼・講などのようすを、絵馬に代表される奉納品や多様な資料からさぐります。
http://www.general-museum.fks.ed.jp/01_exhibit/kikakuten/2014/141101_kannon/141101_kannon.html

米沢市上杉博物館置賜山岳信仰」11/1〜11/30
http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/uesugi_schedule14.htm

慶應義塾大学アート・スペース、慶應義塾図書館展示室「書と生きる 江戸人の文雅愛好」11/5〜11/28
http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/century-exhibition-2014/

多摩美術大学美術館「祈りの道へ-四国遍路と土佐のほとけ-」11/22〜1/18
 本展では、特に空海ゆかりの地である土佐(高知県)の「遍路」、そして「祈りの道」をテーマとして、その原風景を体験していただきたいと思います。また、空海の時代に遡る「 せん仏 」(野田廃寺出土)、 近年発見された東洋町・ 名留川(なるかわ) 観音堂の古仏群、大豊町・定福寺六地蔵(笑い地蔵)、須崎市・笹野大日堂大日如来像(いずれもNHKにっぽん心の仏像 100選)をはじめとして、土佐を代表する仏像・ 仏画・考古遺物・民俗資料、120点あまりが一堂に会します。
http://www.tamabi.ac.jp/museum/inorinomichihe/

國學院大學博物館「ジパングへの途-西洋古地図に描かれた極東像-」11/15〜1/16
 今回の展示では、國學院大學が収集してきたマニュスクリプト古地図の精密な複製本に加えて、上智大学キリシタン文庫ご所蔵の古版図を列品し、西洋航海者たちの日本到達の過程や「ジパング=日本」説確率の背景を探り、西洋人が抱いた「極東像」の変容をわかりやすく提示するものである。
http://www.kokugakuin.ac.jp/oard/KGUM-activities_tenji_sp_201303.html

浜松市博物館「浜松にもたらされた黄檗文化」11/1〜11/30
 明国からの渡来僧・独湛禅師は、寛文4年(1664)に旗本近藤登之助貞用の招きに応じ遠州金指(浜松市北区引佐町)を訪れ、初山宝林寺(浜松市北区細江町)を開創しました。今年、初山宝林寺は開創350年を迎えます。今回の展示では、独湛禅師の師・隠元禅師が、京都宇治に黄檗萬福寺を開いて間もないころ、浜松にもたらされた黄檗文化をご紹介します。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamahaku/02tenji/tokubetu/oubaku.html

砺波市美術館「越中真言の古刹  芹谷山 千光寺の至宝展」11/8〜12/14
 千光寺は北陸観音霊場28番札所として各式のある寺院です。1300年に及ぶ千光寺の歴史においては様々な出来事が確認されていますが、現在は開かれた寺院として、年間通して参拝できるうえ、潅頂のお勤め、ご開帳、芹の市といったお寺の行事も盛んであり、「千光寺さん」の呼称で多くの人々に親しまれています。砺波市美術館では、こうした人々のこころの故郷とも言うべき越中古寺・千光寺に伝わる寺宝を中心に紹介する予定です。
http://www.city.tonami.toyama.jp/shisetsu/bijyutu/kikaku.html#007

石川県立美術館「大乗寺文化財」11/27〜12/23
http://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/event/1event.html

大阪府立狭山池博物館「重源と東大寺-鎌倉時代の復興を支えた人びと-」11/1〜11/30
 重源が勧進聖として活躍した鎌倉時代の東大寺復興と、重源の活動を支えた人びとの足跡を、様々な資料から紹介します。
http://www.sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp/tokuten.html

大東市立歴史民俗資料館「野崎専応寺-大東真宗の歴史と文化-」11/1〜1/30
http://www.rekisupo.com/event.html#event_2%E3%80%80

大和文華館「茶湯の人と造形」11/21〜12/25
 茶湯文化は日本美術に大きな影響を与えています。茶湯では、目利き、すなわち、美しさを見抜く力が重んじられます。茶人たちは新しい美意識をもって、大胆な織部焼から、可憐な「おしどり香合」にいたるまで、自らの茶風にふさわしい美術作品を茶席に取り入れてきました。この展観では、茶人たちの書状をはじめ、茶湯と関わりの深い作品を、絵画、書蹟、陶磁、漆工にわたって展示します。
http://www.kintetsu.jp/yamato/exhibition/tyayunohitotozoukei.html

岡山市立オリエント博物館「児島虎次郎は見た!オリエント文化 東西の架け橋」11/28〜1/25
大原美術館の礎を築いた画家児島虎次郎が将来した古代エジプトやペルシアの古物は当事国内最大のコレクションでした。児島虎次郎の眼に映ったオリエント美術はどのようなものだったのか。コレクションに秘められた壮大な文化交流とは? 児島虎次郎のコレクションを我が国に於けるオリエント美術蒐集史の中に位置づけ、その卓越した審美眼と学術的先見性をひもときます。
http://www.orientmuseum.jp/exhibitions/schedule/schedule14.html

徳島市徳島城博物館「異界と幻想の美術-美術のなかの不思議なモノたち」11/29〜2/
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 仙人、金太郎、七福神…、馴染みがあるけれど、ちょっと不思議。普段は気にしないけれど、目を向けてみると、私たちの周りは不思議に満ちています。日常に隠れている、身近でちょっと不思議なモノたちを通じて、日本文化と美術の世界をのぞいてみましょう。
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/johaku/kikaku/index.html

沖縄県立博物館・美術館「水中文化遺産-海に沈んだ歴史のカケラ-」11/8〜1/18
本特別展では、琉球列島を中心としつつ、日本の様々な海域から発見された代表的な水中文化遺産を展示します。貿易船の膨大な積荷、巨大な船のいかり、蒙古襲来の元寇徳川葵文の鬼瓦、坂本龍馬のいろは丸、榎木武揚の開陽丸…、日本中の水中文化遺産が沖縄に大集合です。
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/topics/detail.jsp?id=1273