2月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「愛宕信仰と山麓の村」
京都市歴史資料館
2/1-4/23
〈愛宕信仰,そしてその核となる愛宕神社(古くは愛宕権現もしくは白雲寺と呼ばれました)を支えた膝元の村落(水尾・樒原・越畑)に焦点を当てることによって,愛宕信仰と山麓の村々の関わりを探っていきます。〉
- 「近江三都物語 大津宮・紫香楽宮・保良宮─」
滋賀県立安土城考古博物館
2/8-4/6
〈どのような政治情勢のもとに近江に宮都が営まれたのか、その理由は何だったのか、各遺跡から出土した遺物や残された資料とともに考えます。〉
- 「2011・3・11 平成の大津波被害と博物館 被災資料の再生をめざして」
江戸東京博物館
2/8-3/23
〈津波によって深刻な被害を受けた陸前高田市を中心とした岩手県内の被災文化財のうち、修復がなされた資料について、それが展示されるに至るまでの救出活動や保存処置といった過程とあわせて紹介します。また、復興へ向けた博物館の取組みについても展望します。〉
- 「常陸南北朝史 そして、動乱の中世へ」
茨城県立歴史館
2/8-3/21
〈中世の動乱の様相を,その時代に生きた人びとの肖像画,あるいは歴史を記した古文書,そして動乱の中で人びとが祈りを捧げた仏像などをとおして紹介し,そこから中世茨城の真相に迫っていきます。〉
- 「お水取り」
奈良国立博物館
2/8-3/16
〈「お水取り」の行われる期間に合わせて行う本展覧会では、法会にかつて使用された法具や、儀式の有様を伝える文書、東大寺ゆかりの絵画・出土品などの展示品を通じて、あまり一般には知られていない「お水取り」の実相を紹介致します。〉
- 「歴史資料館収蔵の名品展」
太子町立歴史資料館
2/15-4/13
〈(詳細情報なし)〉
- 「蹴鞠 kemari」
天理ギャラリー
2/15-3/29
〈今回の展示では、蹴鞠とサッカーの比較も試みつつ、装束、用具、ルールなど、蹴鞠の様式を伝える資料をご覧いただきます。また、蹴鞠関連文書を多数所蔵する天理図書館の協力を得て、その史料の一部を複写でご紹介いたします。〉
- 「前田家の天神信仰 天神画像と文房具」
石川県立美術館
2/15-3/22
〈前田家が所蔵する天神関連資料の中から「天神画像」6点と、「学問の神様」に因んで文房具32点。また、斉泰が嘉永5年の菅公950年記念能に際して仕立て、用いられた能装束1領を紹介します。〉
- 「飛鳥の考古学2013」
飛鳥資料館
2/14-3/16
〈飛鳥資料館では、奈良県立橿原考古学研究所や明日香村教育委員会と協力して、飛鳥地域の遺跡の発掘調査や調査研究成果を紹介する冬期企画展「飛鳥の考古学」を平成18年度から開催してまいりました。今年度で8回目となります。〉
- 「四国遍路ぐるり今昔」
愛媛県歴史文化博物館
2/18-4/6
〈四国八十八ヶ所霊場を描いた絵画作品とともに、江戸時代以降の四国遍路案内記、札所や遍路道を撮影した写真などをあわせて展示します。札所の今と昔の姿を対比させ、四国遍路の移り変わりをぐるりとわかりやすく紹介します。〉
- 「イメージの力 国立民族学博物館コレクションにさぐる」
[:title=国立新美術館]
2/19-6/9
〈イメージの創造とその享受のあり方に、人類共通の普遍性はあるのでしょうか。この壮大な問いをテーマに掲げた本展覧会では、世界のさまざまな地域で生み出された造形物を紹介します。展示されるのは、世界各地の資料を擁する国立民族学博物館の膨大なコレクションから選りすぐられた逸品です。同博物館と国立新美術館との共同企画である本展覧会は、イメージを地域や時代ごとに分類するのではなく、共通した造形性や効果、機能に着目して提示します。〉
- 「竹の美」
大和文華館
2/21-3/30
〈聖なる空間に配された竹、花鳥図の中に登場する竹、文人の隠居地として表された竹林図や彼らの描いた墨竹図、さらに竹の意匠が施された陶磁・漆工作品や、竹素材を用いた工芸品など、東洋美術史における竹の美を多角的に紹介します。〉
- 「中世密教と〈玉体安穏〉の祈り」
神奈川県立金沢文庫
2/20-4/20
〈玉体安穏」を目的とした「後七日御修法」や「仁寿殿観音供」といった密教儀礼、 また、天皇を密教により守護する作法などに注目します。そして、これらの儀礼世界を、両界曼荼羅をはじめとする仏画や、道場の指図を交えつつ紹介し、寺院史料をひも解きながら、その背景にある思想を探ります。〉
- 「清水公照とお水取り」
姫路市書写の里・美術工芸館
2/21-4/6
〈修行に励む僧侶の姿を表した陶芸作品「泥仏 籠りの僧」や書画作品、華厳宗管長を務めた清水公照(姫路市出身)が修行で実際に着用した紙衣など、合わせて約150点を展示紹介します。〉
- 「雨を乞う 奉作への願い」
氷見市立博物館
2/28-3/23
〈現在も市民に親しまれている上日寺のごんごん祭りは、江戸時代に行われた雨乞の祈祷に始まる祭礼と伝えられています。氷見とその周辺のさまざまな雨乞行事を紹介することで、信仰という側面から、地域のあゆみの一端を紹介します。〉