5月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「禅画・禅籍を楽しむ」
駒澤大学禅文化歴史博物館
5/12-8/3
〈本大学所蔵の貴重文献資料のなかから、禅の世界に親しんでいただけるような禅画・禅籍を展示します。〉
- 「スピリチュアル・ワールド」
東京都写真美術館
5/13-7/13
〈コレクションのなかからセレクトした写真作品と映像作品・資料によって、日本の宗教文化や民間信仰と視覚表現の接点をさぐるとともに、スピリチュアルな世界観を背景に独自のヴィジョンを追求してきた写真家/美術家たちの作品表現を紹介します。〉
- 「大伯耆国展」
倉吉博物館
5/17-6/17
〈奈良時代に伯耆国の中心として国庁や国分寺が置かれた倉吉。その栄華の様子を古墳時代の様々な出土品と伯耆国庁跡、伯耆国分寺跡の調査で明らかになった律令期地方政治の実相を振り返り紹介します。〉
- 「和泉国法道寺の至宝 鉢峯山のほとけのかたち」
堺市博物館
5/17-6/15
〈堺市南区、上神谷地区にある鉢峯山法道寺は、真言宗の古刹です。十六羅漢像十六幅は、南北朝時代の掛軸で、その優れた表現から重要文化財に指定されており、この度六カ年にわたる修理を終えました。今回の展示は十六羅漢像の修理完成を記念して、企画したものです。またご本尊の薬師如来坐像をはじめとする寺宝も併せて展示し、かつての和泉国・法道寺の歴史文化のすばらしさをご覧いただきます。〉
- 「漢籍と日本人 中国古典籍の伝来と受容」
天理ギャラリー
5/18-6/15
〈漢籍は古代より辛亥革命までに中国人によって著された書籍の総称である。「漢籍と日本人」と題して、奈良時代から江戸時代までを、館蔵の出陳書で概観する。〉
- 「法然上人の御影 お姿とものがたり」
佛教大学宗教文化ミュージアム
5/18-6/21
〈法然上人の御影とそのお姿にまつわるエピソードを併せて紹介し、より近くその教えとお人柄に触れて頂きたいと思います。〉
- 「社寺の風景 宮曼荼羅から祭礼図へ」
大和文華館
5/23-6/29
〈宮曼荼羅・参詣曼荼羅・祭礼図などの神社の景観を描いた作品は、信仰の広がりとともに、描かれた場所や表現も様々に展開しました。これらの作品に通底するのは、観る者を絵画空間へと誘う、聖と俗のあわいの世界です。本展観では、中世から近世初期にかけて表現された様々な社寺の風景を展示します。〉
- 「中国を旅した禅僧の足跡」
九州国立博物館
5/27-7/6
〈14世紀の日本僧、無夢一清の中国での旅と生涯をたどります。個性豊かな禅の書の魅力と、日中禅僧による文化交流をご紹介します。〉