仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2015年7月の展覧会

2015年7月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


遠野市立博物館「遠野物語と妖怪」7/24〜9/23
 『遠野物語』には、天狗や河童、ザシキワラシ、山人などカミや妖怪にまつわる不思議な話がたくさん登場します。本展では市内外に伝えられている妖怪にまつわる資料や、江戸時代に描かれた「百鬼夜行図」を展示。妖怪がどのように生み出され、人々が妖怪をどのようにとらえていたのかご紹介します。
http://tonoculture.com/tono-museum/notice/402/

本間美術館「江戸絵画と芭蕉」7/10〜8/18
俳人松尾芭蕉(1644〜94)が活躍した江戸時代前期の狩野派などの絵画を中心に、芭蕉をはじめとする俳人たちの遺墨や資料をご紹介します。
http://www.homma-museum.or.jp/

東北歴史博物館「徳川将軍家と東北-泰平の世の歴史と名宝-」7/11〜8/23
 江戸という時代について、政治的な頂点に立ってその時代を主導した徳川将軍家の歴史と,その東北との関係を中心に振り返ります。 
http://www.thm.pref.miyagi.jp/exhibition/detail.php?data_id=724

いわき市立美術館「アンコール・ワットへのみち-神々の彫像-」7/18〜8/30
 今回の展覧会では、そうした寺院等に鎮座していたと考えられる、丸彫りのヒンドゥー教や仏教の神像や仏像を紹介します。アンコール王朝時代の石彫像を中心としますが、それ以前のプレ・アンコール時代のものや、タイやミャンマーなど周辺の彫像、およびインドシナ半島の古陶磁なども併せて展示し、広くインドシナ半島の文化も視野に入れ、豊かな宗教彫刻の世界へと誘います。石彫像は威厳の要素の強いもの、優美なものなど、時代や地域によってスタイルが変わりますが、その変遷を辿れるのが本展の見どころにひとつです。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/kyoiku/museum/020346.html

福島県文化財センター白河館まほろん「指定文化財展 奥州藤原氏の時代とふくしま」7/25〜9/27
http://www.mahoron.fks.ed.jp/

福島県立博物館被災地からの考古学1-福島県浜通り地方の原始・古代-」7/18〜9/13
http://www.general-museum.fks.ed.jp/index.html

國學院大學博物館「学びへの誘い 明治国家と法制官僚-井上毅歿後120年記念-」7/11〜8/7
 井上毅が所有していた文書・図書からなる「梧陰(ごいん)文庫」の資料を中心に、井上毅の事績を日本の近代化にともに尽くした人々との交流に着目して紹介し、明治国家の建設にかけた当時の人々の想いに迫ります。
http://www.kokugakuin.ac.jp/event/manabi15_2.html

古代オリエント博物館「香りのシルクロード古代エジプトから現代までー」7/18〜9/6
 「良い香り」や「いやな臭い」を人間はどのように考え、どう利用してきたのでしょうか。古代から現代にいたる様々なシーンにおける香りを紹介します。夏休み向けの体験教室も予定しています。
http://aom-tokyo.com/exhibition/150718_scent.html

新宿区立新宿歴史博物館「熊本と新宿をつなぐ作家 漱石・八雲」7/19〜8/30
 新宿ゆかりの作家、夏目漱石小泉八雲。時期は異なりますが熊本で数年を過ごし、新宿でその生涯を終えました。二人とも旧制第五高等学校(現・熊本大学)で教鞭をとり、熊本で家庭を持ち、そこで初めての子どもを授かっています。二人が人生の重要な時期を過ごした熊本時代に焦点を当て、円熟した新宿時代の原点を探ります。
http://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/news/90300/

センチュリーミュージアム「神仏のすがた」7/6〜9/26
 信仰が生み出したさまざまな形象
http://www.ccf.or.jp/jp/10about_museum/

三の丸尚蔵館「絵巻を愉しむ-《をくり》絵巻を中心に-」7/4〜8/30
http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/sannomaru.html

東京国立博物館「キリシタン関係遺品にみる聖母マリア信仰」7/7〜8/30
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1255

根津美術館「絵の音を聴く-雨と風、鳥のさえずり、人の声-」7/30〜9/6
 絵を見て、そこにあるべき音を想像するのは楽しいものです。くちばしを大きく開けてさえずる小鳥たちの声、龍虎が巻き起こす風や雲の轟音、また、山水画に表された雨風や瀧の音、そして、名所絵の群衆の賑わいなど、音を感じとることができる絵画作品は少なくありません。かつて、中国の文人たちは、部屋に横たわりながら胸中の山水に遊ぶことを「臥遊」と呼んで楽しみました。心を澄まして絵の中に入り込むことができれば、現代の私たちにも、きっとさまざまな音が聞こえてくるはずです。
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

神奈川県立金沢文庫「東の正倉院金沢文庫」7/2〜9/27
仏像、工芸品、古書、古文書などを通して、金沢文庫と金沢北条氏菩提寺である称名寺の草創の物語をご紹介いたします。
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/tenji.html

神奈川県立歴史博物館「仏のすがた 祈りのかたち」7/25〜8/23
 かながわの仏教美術の展開をたどると、東国という風土の中で、京都や奈良など中央の作風からの影響を受け、また宋や元といった大陸の文化を取り入れる中で、特色ある造形が育まれてきました。本展では、県立の博物館として当館が培ってきた館蔵・保管のコレクションから、仏を慕い祈る心が現れた仏教美術の魅力を紹介します。
http://ch.kanagawa-museum.jp/

鎌倉国宝館「仏像入門-ミホトケをヒモトケ!-」7/31〜9/6
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/27-05tokiwayama.html

新潟県立歴史博物館「北前船」7/25〜9/6
 北前船の商売の様子と運んだものから、北前船が当時の人々の生活にどのような変化をもたらしたのか、絵画や絵図、和船模型、古文書など西は大阪から北は北海道までの豊富な資料から紹介します。
http://nbz.or.jp/?p=10419

富山県[立山博物館]「女性たちの立山 近世から近代へ…」7/18〜8/30
 近世から近代に焦点をあて、救いと癒しを求めた女性たちと立山の関係を探ります。
立山曼荼羅宝泉坊本」(個人蔵)や県内女学校生の立山登山の写真など、豊富な資料を展示します。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3043/home.html

高野山霊宝館「第36回高野山大宝蔵展」7/11〜9/27
http://www.reihokan.or.jp/tenrankai/list_tokubetsu/index.html

京都国立博物館「第100回大蔵会記念 仏法東漸-仏教の典籍と美術-」7/29〜9/6
 仏教経典の総集である「大蔵経一切経)」の歴史を現存する遺品から紐解くとともに、関連する書跡、絵画や工芸品もあわせて紹介
http://www.kyohaku.go.jp/jp/

京都府立山城郷土資料館「踊る! 南山城 -おかげ踊り・花踊り・精霊踊り-」7/18〜8/30
 南山城の人々が暮らしの中で守り伝えてきた踊の数々を紹介し、踊りに託した願いや踊ることの意味を探ります。
http://www.kyoto-be.ne.jp/yamasiro-m/index.html

京都外国語大学国際文化資料館「第6回京の匠展-社寺建築の防災-」7/27〜9/5
http://www.kufs.ac.jp/news/detail.html?id=PGxn4pTX

京都文化博物館ユネスコ世界記憶遺産登録候補 東寺百合文書展」7/17〜9/13
 本展では世界屈指の歴史資料である東寺百合文書の魅力を紹介します。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_sogo/exhi_shibun/

MIHO MUSEUM「生誕300年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」7/4〜8/30

奈良県橿原考古学研究所附属博物館「2014年度速報展 大和を掘る33」7/18〜9/6

奈良国立博物館「白鳳」7/18〜9/23
 白鳳時代天皇を中心とした国作りが本格化し、造寺造仏活動が飛躍的に展開し藤原京には大官大寺薬師寺、飛鳥の地には山田寺や川原寺など壮麗な伽藍が軒を連ねました。新羅をはじめ朝鮮半島の国々との交流は毎年使節が往来するなど盛んであり、大陸の先進的な文化がもたらされました。開館120年を記念し、仏教美術の専門館として長年にわたり構想を温めてきた白鳳美術を取り上げ、その魅力を追求します。

大和文華館「豊かなる日本のやきもの-縄文から江戸まで-」7/3〜8/16
http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/

兵庫県立考古博物館「夏休みこども博物館 こうこはくフィギュア展」7/18〜8/30
 この展覧会ではフィギュアのルーツとなった縄文時代から江戸時代の様々な「人の形を模したもの」を通じて、こどもだけではなく大人の方にもより楽しく親しみやすい展示を企画しました。
http://www.hyogo-koukohaku.jp/events/p6krdf0000005ymy.html

岡山県立美術館「微笑みに込められた祈り 円空・木喰展」7/17〜8/23
 新発見・初公開を含む、円空と木喰の木彫像や関連資料およそ270点を展示することで、祈りを込めて彫り続けた二人の生きざまを紹介し、微笑みを湛えた個性的な円空像・木喰像の魅力に迫ります。
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_enku_mokujiki.html

原美術館「すべて魅せます平家物語絵巻 PARTⅠ 源平の争乱」7/18〜8/23
     「すべて魅せます平家物語絵巻 PARTⅡ 悲運の女性・武将」8/25〜9/23

 平家が我が世の春を謳歌した都の華やかな様子や、源頼朝や弟の義経を中心とした源平の勇壮な合戦の場面、壇の浦で平家一族が迎える悲劇の最期など、『平家物語』の織りなす激動の時代を振り返ります。あわせて、関西大学と共同で作成した最新の超高精細デジタル画像を用いて、これまで知ることの出来なかった、絵巻の細部をご覧いただく予定です。
http://www.hayashibara-museumofart.jp/

広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)「釈迦如来坐像の像内納入品と塩出英雄の世界-福山・胎蔵寺の寺宝-」7/17〜8/23
http://www.manabi.pref.hiroshima.jp/rekishih/

広島県立歴史博物館「釈迦如来坐像の像内納入品と塩出英雄の世界-福山・胎蔵寺の寺宝-」7/17〜8/23
http://www.manabi.pref.hiroshima.lg.jp/rekishih/

益田市雪舟の郷記念館「雪舟さんが歩いた道-日本と中国 全行程-」7/11〜9/23
http://www.iwami.or.jp/sessyu3/4_tenrankai/kikakuten/kikakuten.html

島根県立古代出雲歴史博物館「東アジア交流の盛華 琉球王国」7/22〜8/31
 尚家に伝来した数々の至宝を中心に、中国を中心とした東アジアとの交流を通じて築かれた国際国家・琉球王国の様相をたどるとともに、琉球王国に育まれ、今や国内外で高い評価を受けている、壺屋焼や紅型など、沖縄の優れた美術工芸の数々を紹介します。
http://www.izm.ed.jp/cms/cms.php?mode=v&id=243

瀬戸内海歴史民俗資料館「くらしの中の信仰-祈祷札・守り札・魔除けの民俗-」7/14〜9/13
 家内安全や五穀豊穣、大漁祈願、航海安全、魔除けなど、くらしに密接に関わった御札を紹介します。
http://www.pref.kagawa.jp/setorekishi/index.html

北九州市小倉城庭園「じごくとごくらく 〜回忌ってなあに〜」7/4〜9/2
 死後に行く地獄・極楽の世界を、私達はこれまでどのように考えていたのか、十王図や当麻曼荼羅からみていきます。これまでの日本人が宗派をこえてもおこなってきた四十九日や一周忌など、大事な人への供養のあり方について考える機会にしていただければとおもいます。
http://www2.kid.ne.jp/teien/kikakutenn/kikaku78.html

大分県立歴史博物館「特別陳列 宇佐神宮のご宝物」7/28〜10/25
 宇佐神宮のご宝物には、祭祀に関連する資料のほか、たくさんの美術工芸品や歴史資料などがあります。この展示では、普段一般公開されていない貴重なご宝物をとおして、宇佐神宮における歴史や文化を紹介します。
http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/2015/07/post-151.html

八代市立博物館未来の森ミュージアム「なるほど!妙見さん」7/17〜8/30
 「妙見さん」と呼ばれて市民に親しまれている八代神社。その歴史と信仰・祭礼について、地元に残るホンモノの文化財をもとにわかりやすく紹介!郷土が誇る大切な歴史と文化を、大人も子供も楽しく学べる展覧会。
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/index.jsp

宮崎県総合博物館「今昔、日本の妖怪-百鬼夜行からゲゲゲまで-」7/18〜8/31
 多くの人から怖がられ、そして親しまれている日本の妖怪について、その歴史と生まれた背景について紹介します。
http://www.miyazaki-archive.jp/museum/event/toku02.html