仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2016年2月の展覧会

2016年2月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


北海道博物館「神様おねがい! 地域と人をむすぶ祈りのかたち」2/27〜4/10
 北海道におけるさまざまな信仰のかたちについて、近世の松前からつづく伊勢とのむすびつきやその移り変わり、日本海を介した信仰と旅のようす、神へ願いを伝える儀式や道具といった項目に分けて明らかにします。
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/post/exhibition/special/detail3019/

板橋区立郷土資料館「江戸時代の縁切事情 三下り半・駈込み寺・縁切榎」2/2〜3/27
 江戸時代における恋愛や結婚模様に触れ、離婚(離縁)にはどのような形式があったのかまた各地に伝わる縁切祈願の名称などを紹介します
http://www.k5.dion.ne.jp/~kyoudo/

品川区立品川歴史館「品川歴史館30年のあゆみ 品川は歴史の宝庫」2/6〜3/21
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/hsindex.html

根津美術館「ほとけの教え、とこしえに。 仏教絵画名品展」2/27〜3/31
 「ほとけの教え、とこしえに。」は、釈迦如来阿弥陀如来大日如来、未来に如来となる弥勒菩薩、そして現在と未来を結ぶ羅漢を描いた仏教絵画の名品をご覧いただく展覧会です。
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html

目黒区美術館気仙沼と、東日本大震災の記憶 リアス・アーク美術館 東日本大震災の記録と津波の災害史」2/13〜3/21
 「東日本大震災をいかに表現するか、地域の未来の為にどう活かしていくか」をテーマとするリアス・アーク美術館の常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」を、東京地区で初めて大規模に紹介するもので、被災現場と被災物の写真パネル約260点、被災物(現物)10点に関係歴史資料を加えて展覧いたします。そして、リアス・アーク美術館の特色あるもう一つの常設展示、地域の歴史・民俗資料をまとめた『方舟日記―海と山を生きるリアスなくらし―』をもとに、生活文化資料を特別展示し、気仙沼・南三陸地域が育んできた豊かな地域文化の一端もご紹介します。
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex160213

茨城県立歴史館「茨城の宝Ⅰ」2/6〜3/21
 農耕社会の営みの中で,葬祭儀礼や神仏への畏敬と信心は,古墳や鹿島神宮国分寺などに代表される多くの造形物を生み出してきました。本展では,時を越えて受け継がれてきた文化財,すなわち「宝」をよりどころとして,風土記の時代より遺されてきた茨城の歴史と文化に光をあてます。
http://www.rekishikan-ibk.jp/exhibition/theme/%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%B1%95%E2%85%A1%E3%80%80%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%AE%9D%E2%85%A0-2/

神奈川県立歴史博物館「石展 かながわの歴史を彩った石の文化」2/6〜3/27
 本展では、かながわの大地を形づくっている地質や岩石の特色を示した上で、人々と石とのむすびつきをわかりやすく展示します。
http://ch.kanagawa-museum.jp/tenji/toku/toku.html

サンリツ服部美術館「料紙の彩り 古筆の紙にみる王朝のみやび」2/19〜3/27
 平安時代に書写された古筆の名品を中心に、料紙装飾に光を当ててご紹介いたします。当時の人々の文化と美意識は、文字だけでなく紙の彩りにも反映されています。仏教へのあつい信仰を物語る装飾経の染紙や、大陸からの舶載の紙にほどこされた華麗な刷りと下絵、仮名文字の背景に軽やかに散らされた金箔など、仮名書法の発展とともに培われた、優れた料紙装飾の技術をご覧ください。
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/next.html

名古屋市博物館「陸前高田のたからもの」2/27〜3/27
 岩手県の沿岸南部に位置する陸前高田市の博物館で被災し、その後修復された資料を中心に、文化財再生の取り組みの実状と成果、文化財の修復を通じてまちの記憶をつないでいくことの意義を紹介します。あわせて、それらの修復された資料が伝える陸前高田市の歴史・文化を紹介します。
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji160227.html

石川県立歴史博物館「れきはくコレクション2012-2015」2/6〜3/13
 江戸時代の金沢の武家や町人に関する資料・古文書、戦前の古写真、獅子頭や天神堂、婚礼関係の民俗資料など、石川の歴史・文化を伝えるものばかりです。
http://ishikawa-rekihaku.jp/special/special_top.php?cd=2016011901

福井県立若狭歴史博物館「根来とお水送り」2/6〜3/6
 小浜市下根来(しもねごり)の鵜の瀬(うのせ)では、古くから3月2日夜に「送水神事」が行われてきました。この行事が行われる遠敷や根来を中心に、針畑峠までの沿線の調査記録をはじめ地図や写真とともに、伝説や歴史の一端を示す資料をあわせて展示し、「日本遺産」に認定された滋賀県へ抜ける「針畑越え」の沿線を紹介いたします。
http://wakahaku.pref.fukui.lg.jp/

滋賀県安土城考古博物館「表現された神と仏」2/27〜4/10
 近年、展示公開する機会の少なかった琵琶湖文化館仏教美術神道美術の収蔵品から、神と仏の織りなす習合文化にスポットをあてて選りすぐりの作品を紹介します。
http://azuchi-museum.or.jp/special-kikaku/3302.html

京都文化博物館実相院門跡 幽境の名刹」2/20〜4/17
 京都洛北、岩倉の地に所在する実相院。そこは皇族や上級貴族出身の僧侶が住職となる門跡寺院でした。「実相院文書」は、中世に遡る門跡寺院の歴史を鮮やかに描き出し、文化の重要拠点であったことを物語る文学書とあわせて、歴史資料として極めて高い価値を有しています。また、江戸時代に活躍した狩野派の雄壮な襖絵や杉戸絵、表情豊かに気品溢れる仏像は、四季折々に美しい姿を見せる庭園とともに、その荘厳な空間を構成しています。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/jissoin/

佛教大学宗教文化ミュージアム「佛大逍遙Ⅲ 石橋誡道」2/6〜3/5
http://www.bukkyo-u.ac.jp/facilities/museum/event/

滋賀県安土城考古博物館「琵琶湖文化館収蔵品特別陳列 表現された神と仏」2/27〜3/31
http://azuchi-museum.or.jp/

あべのハルカス美術館長谷寺の名宝と十一面観音の信仰」2/6〜3/27
 長谷寺は、白鳳時代の創建と伝えられ、奈良時代から観音の聖地として発展します。本展では、これまでお寺を出て公開されたことのなかった本尊の両脇侍像をはじめ、長い歴史の中で形作られた長谷寺の豊かな美術や、観音の美術、また長谷寺とかかわり深い豊山派寺院の名宝、長谷寺信仰の広がりを示す長谷寺式十一面観音像の作例などを紹介します。
http://www.aham.jp/exhibition/future/hasedera/

和泉市久保惣記念美術館「源氏絵と和歌 和のこころ」2/11〜3/27
 館蔵品の中から、源氏物語の世界を華やかな絵で伝える源氏絵と、すぐれた歌人らの姿を描いた歌仙絵や歌の世界を表した歌絵、歌を書写した古筆切など、和歌に因んだ作品約30点を展示します。伝統的なやまと絵の表現技法を用いた絵画や、流麗な仮名文字の筆跡、歌人らが詠んだ歌の内容などの鑑賞を通じて、日本特有の文化の一端に触れ、和のこころを感じていただければ幸いです。
http://www.ikm-art.jp/tenrankai/index.html#anc06

国立民族学博物館夷酋列像 蝦夷地イメージをめぐる 人・物・世界」2/25〜5/10
http://www.minpaku.ac.jp/

奈良国立博物館「お水取り」2/6〜3/14
 東大寺二月堂の「お水取り」は、奈良時代から絶えることなく続く伝統行事です。長い歴史のなかで育まれてきた「お水取り」の世界の一端を、展示室に再現します。
http://www.narahaku.go.jp/

奈良国立博物館「銅造伊豆山権現像修理記念 伊豆山神社の歴史と美術」2/6〜3/14
静岡県東端の温泉郷「熱海」。この地に鎮座する伊豆山神社に伝わり、近年の保存修理により面目を一新した伊豆山権現像を、修理後初公開いたします。
http://www.narahaku.go.jp/

神戸市立博物館「須磨の歴史と文化展 受け継がれる記憶」2/6〜3/21
 国宝1件・重要文化財7件(有形6件・無形民俗1件)を含む約150件の資料をとおして須磨の地が育んできた重層的な記憶を感じ、楽しんでいただける展覧会となっています。今回初公開となる新発見の資料も満載です。是非ともご来館いただき、悠久の歴史とそこから生み出された魅力的なモノ達をご堪能ください。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2015_3suma.html

神戸市立博物館「四季山水図屏風重要文化財指定記念 太山寺展」2/6〜3/21
 狩野派の祖・狩野正信が描いた典雅な四季山水図屏風が国指定重要文化財に指定されたことを記念して同寺所蔵の名宝・30件(重要文化財7件を含む)を一挙に公開します。平成28年(2016)に開山1300年を迎える同寺の豊かな歴史を会場でご堪能ください。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2015_3suma.html

広島県立歴史博物館「コレクション展1(後期)よみがえった阿弥陀如来像」2/19〜3/27
 福山市瀬戸町の阿弥陀堂に安置されていた「木造阿弥陀如来坐像」(広島県重要文化財)は,草戸千軒と関係があったとされる長和荘があったとされる平安時代後期の仏像です。市民による募金活動により保存修理が行われ,当館に寄贈されました。ここでは,よみがえった木造阿弥陀如来坐像を,初公開します。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/rekishih/27-newyear-content.html

九州国立博物館「祈りのかたち 八幡」2/2〜3/13
 大分・宇佐に発祥した八幡神は、歴史の表舞台に登場した8世紀以降、各時代の政治と深く関わりながら発展し、また仏教といち早く結びついて彫刻や絵画に表されてきました。本展では各地の八幡ゆかりの貴重な文化財をご紹介します。
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_schedule.html

大分県立歴史博物館「富貴寺大堂の世界」2/2〜3/31
 富貴寺大堂壁画は長い年月を経たことによる傷みや、第二次世界大戦における空襲被害などにより、ほぼ全ての絵具が剥落してしまいました。この壁画を昭和56年、日本画家であり文化財壁画模写の第一人者である河津光浚氏が模写し、さらに平成8年から10年の3年間にわたり、当博物館にて行われた復元事業により、富貴寺創建当初の美しく鮮やかな姿が明らかになりました。本展では、富貴寺大堂壁画の現状模写および復元模写をとおして、仏さまの住む世界、浄土の美を紹介します。
http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/2016/01/post-158.html