仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2016年9月の展覧会

2016年9月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


北海道立文学館「2016年の宮沢賢治 科学と祈りのこころ」9/17〜11/16
http://www.h-bungaku.or.jp/exhibition/special.html

仙台市博物館雪舟宮本武蔵水墨画 岡山県立美術館・珠玉の名品」9/16〜10/30
 岡山県立美術館は、岡山出身である雪舟とその弟子たちの作品をはじめ、岡山ゆかりの宮本武蔵、浦上玉堂の作品、さらに日本の水墨画のルーツとなる中国絵画の名品などを所蔵しています。本展では、重要文化財を含む国内屈指のコレクションを通して、水墨画の真髄をご堪能いただけます。
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/

山形県立博物館「よみがえる古の大寺院「寶幢寺」至宝展」9/24〜12/4
 最上義光ゆかりの大寺院であった「寳幢寺」(現・山形市もみじ公園)の宝物を中心に、展示をとおして山形の精神文化に迫っていきます。
http://www.yamagata-museum.jp/event/h28/houdouji/

南相馬市博物館「報徳仕法浄土真宗門徒移民 奥州中村藩の復興への歩み」9/17〜11/23
 平成28年は南相馬市で「報徳サミット」が開催されます。それにあわせて、当地方の、天明飢饉以降の荒廃の状況から報徳仕法により復興を遂げた様子や、浄土真宗門徒たちの移民政策など、江戸時代末期の奥州中村藩の状況について紹介し、その復興のありかたについて解説します。
https://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/24,31377,137,html

日野市郷土資料館「今、よみがえる真慈悲寺 幻の大寺院を追い求めて」9/17〜11/20
 真慈悲寺という名の大寺院が、ここに平安時代末から鎌倉時代にかけてあったといわれており、郷土資料館では、平成18年から市民とともにこの「幻の大寺院」を追い求めてきました。今回の特別展では、この10年間の調査成果をもとに明らかになった真慈悲寺の姿が展示されます。
http://www.city.hino.lg.jp/museum/

三の丸尚蔵館「書の美、文字の巧」9/17〜12/4
 本展では,中国の書聖・王羲之の書に始まり近代に至るまでの作品を通して,こうしたわが国の豊かな書,優れた文字の文化を紹介します。
http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai74.html

國學院大學博物館「武蔵国高麗郡建郡1300年 日本に根付いた渡来人 高麗郡と高麗神社」9/3〜10/10

國學院大學博物館「折口信夫と『死者の書』」9/3〜10/10

東京国立博物館「平安の秘仏 滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」9/13〜12/11
 滋賀県甲賀市に所在する天台宗の古刹、櫟野寺(らくやじ)には重要文化財に指定される平安時代の仏像が20体も伝わります。その数は、優れた仏像が数多く残る滋賀県でも特筆されます。本展は、20体すべてを寺外で展示する初めての機会です。本尊の十一面観音菩薩坐像は像高が3mもある圧巻の作品で、普段は大きく重い扉に閉ざされる秘仏です。重厚感ある堂々とした姿ですが、美しい顔立ちは、見る人に安らぎを与えることでしょう。その十一面観音とともに2.2mある薬師如来坐像が並ぶ様子は壮観といえます。他にも、11体の観音や、どこか親しみのある毘沙門天立像、文治3年(1187)に造られたことが知られる貴重な地蔵菩薩坐像なども出品され、櫟野寺に伝わる平安彫刻の傑作を一時にご覧いただける展覧会です
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1779

三井記念美術館「松島 瑞巌寺伊達政宗」9/10〜11/13
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/schedule.html

鎌倉国宝館「国宝 鶴岡八幡宮古神宝」9/9〜10/16
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/

長野県立歴史館「木曽の宝」9/17〜11/27
 本展では、木曽地域に伝わる、旧石器時代から現代に至る文化財や美術工芸品100件余りを一堂に展示します。美しい自然のもとに現在も引き継がれる第一級の資料をご覧いただき、木曽の文化に触れてください。
http://www.npmh.net/exhibition/kikaku.php?m=2&n=227

静岡県立美術館「徳川の平和 250年の美と叡智」9/17〜11/3

岐阜県博物館「東海地方の円空仏 その造形と足跡をたどる」9/23〜11/20
 江戸時代の修験者で僧の円空は、美濃に生まれ諸国を巡り、各地で仏像を数多く造りました。現在5,000体近くが確認されています。本特別展では、円空仏が集中して残る東海地方における足跡を紹介し、それぞれの地域と円空の関連について探ります。
http://www.gifu-kenpaku.jp/kikakuten/enkuu/

安城市歴史博物館「まねる うつす つたえる」9/24〜11/6
 聖徳太子絵伝模写完成記念として、完成した聖徳太子絵伝の模写を一堂に公開し、さらに「まねること」「写すこと」をテーマに人々によって 「伝えられ」てきたさまざまな仏教美術について紹介します。
http://ansyobunka.jp/rekihaku/exhibition/index-exhibition.html

知多市歴史民俗博物館「祀り・祈り 知多の祭祀と民間信仰」9/17〜10/16
 知多市において、地域ごとに行われている民間信仰行事や祭りを紹介します。
http://www.city.chita.lg.jp/docs/2013121300445/

新潟県立歴史博物館「古代オリエント美術の愉しみ」9/17〜11/6
 古代オリエントの美術は、その時代・地域で何世代にもわたって受け継がれ、また異文化と交流することによって洗練されていきました。こうして生まれた造形物には、美しいものを希求する心が通底しています。本展覧会では、2017年に開館20周年を迎えるMIHO MUSEUM滋賀県甲賀市信楽町)が所蔵する選りすぐりの名品65点によって、古代オリエント・中国の美術を紹介します。
http://nbz.or.jp/?cat=6

高岡市美術館「美の記憶-よみがえる至宝たち」9/16〜10/23
 《法隆寺金堂壁画12面》をはじめとする便利堂の文化財記録・保存事業への歴史的貢献と、《正倉院文書》や《鳥獣人物戯画(甲巻)》《風神雷神図・夏秋草図屏風》など、未来へ守り継がれるべき国宝や重要文化財の、現代における複製品の幅広い楽しみ方と意識を紹介し、美術印刷の歴史とともに歩んできたコロタイプ印刷の魅力を再発見します
http://www.e-tam.info/tenji-k_2016.html#bino

富山県埋蔵文化財センター「霊峰立山立山信仰を探る」9/16〜3/30

富山県立山博物館]「立山×地獄展第Ⅱ部 地獄の閃光」9/17〜11/13

あわら市郷土歴史資料館「あわらの古刹 御簾尾龍澤寺宝物展」9/3〜12/4

石川県立歴史博物館「城下町金沢は大にぎわい!」9/17〜11/6

越前市武生公会堂記念館「正覚寺展」9/30〜11/6

高浜町郷土資料館「正楽寺の什物」9/17〜11/30

東寺宝物館「東寺明王像 怒りと祈りのかたち」9/20〜11/25

大谷大学博物館「大谷大学博物館の逸品 重要文化財「湯浅景基寄進状」」9/6〜9/24

龍谷ミュージアム浄土真宗本願寺の名宝Ⅰ 受け継がれる美とこころ」9/24〜11/27
 宗祖親鸞聖人から安土桃山時代に活躍した第十一代顕如宗主までの歴代宗主をご紹介するとともに、かつての伝灯奉告法要に関連する映像や資料をはじめ、国宝・三十六人家集などを紹介します。
http://museum.ryukoku.ac.jp/

葛城市歴史博物館「葛城古寺探訪 二上・葛城・金剛山麓の古代寺院」9/17〜11/27
http://www.city.katsuragi.nara.jp/index.cfm/13,0,31,134,html

観峰館「寂室禅師開山650年遠諱 永源寺に伝わる書画」9/17〜11/20
http://www.kampokan.com/exhibition/2019.html

西宮市立郷土資料館「西宮神社の石造物」9/3〜10/2

岡山県立博物館「カミとほとけの姿 岡山の信仰文化とその背景」9/9〜10/16
 日本では、6世紀半ばに仏教が伝わった後、カミとほとけを共に祀るようになりました。これを神仏習合といいます。この展覧会では、岡山に伝わる神像と仏像をはじめとした宗教美術品を展示し、そこから垣間見える信仰文化を紹介します。
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kenhaku/schedule.htm

広島県立歴史博物館「広島県重要文化財 木造阿弥陀如来坐像」9/30〜11/24

島根県八雲立つ風土記の丘「出雲の仏教考古 出雲人と仏の関わり」9/17〜11/20
 金色の錫杖 (檜山古墓・松江市上乃木)、経典を納めた銅製経筒(奉納山経塚・出雲市大社町)や小石に経典を一字ずつ書写した一字一石経(岩汐峠遺跡・松江市大井町)など約360点を展示いたします。今回の展示では、出雲を中心とする仏教関連の考古資料をとりあげ、古代から近世にかけて仏教がどのように人々の間に受容されていったのかを紹介します。
http://www.yakumotatu-fudokinooka.jp/kikakuten.html

九州歴史資料館「八女の名宝」9/22〜11/13
 古代の九州を代表する豪族・筑紫君磐井の墓とされる岩戸山古墳からの出土品や、県内きっての古仏群を擁する谷川寺の仏像、 南北朝時代の九州を知る上で欠くことができない門外不出とされてきた五条家文書、多彩な伝統工芸品など、筑後・八女地域の様々な歴史と文化を知ることができる展覧会です。
http://www.fsg.pref.fukuoka.jp/kyureki/exhibition/index.html#p17

福岡市博物館「古代瓦」9/13〜10/30

福岡市博物館「経塚フロンティア2016」9/21〜11/13
http://museum.city.fukuoka.jp/about/schedule.html

鹿児島県歴史資料センター黎明館「八幡神の遺宝-南九州の八幡信仰」9/29〜11/6
 鹿児島には,大隅国八幡宮(現・鹿児島神宮)や薩摩国八幡新田宮(現・新田神社)のように,九州の中でも特に勢力のある五所別宮のうちの二宮がありました。今回の企画特別展では,南九州の八幡神社を可能な限り調査し,その調査から得られた知見を基に,文献史学の成果も加味しながら,南九州の「八幡信仰」を描き出してまいります。
https://www.pref.kagoshima.jp/ab23/reimeikan/kouza/jisyukikaku/kikaku_tokubetutenji/event_hachimanshin.html