仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2017年6月の展覧会

2017年6月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


東北歴史博物館「漢字三千年-漢字の歴史と美-」6/24〜8/11
本展では最古の漢字といわれる甲骨文字をはじめ、文字の統一を果たした秦時代の漢字、世界初公開の文字の刻まれた兵馬俑など漢字が記された文物を展観するとともに、漢字を芸術の域にまで高めた王羲之顔真卿の拓本など歴代の名書作品、歴史上の人物が書いた書作品など、中国の博物館・研究機関17ヶ所から、国家一級文物23点を含む約110点を出品致します。
http://www.thm.pref.miyagi.jp/topics/detail.php?data_id=908

五島美術館「夏の優品展-料紙のよそおい-」6/24〜7/30
館蔵品の中から、「染める」「漉きこむ」「摺る」「撒く」など料紙装飾に関わるキーワードを元に、写経や古筆などの作品約70点を選び展示(会期中一部展示替あり)。書を魅せるため、また信仰の証しとして、様々な技術が施された紙の多彩なよそおいを展観します。
http://www.gotoh-museum.or.jp/

台東区書道博物館「あの人、こんな字!-歴史上の人物たち《日本編》」6/27〜9/18
日本史や中国史に登場する人たちは、どんな字を書いていたのでしょう?歴史に名を残した人物の文字姿を、日本編と中国編に分けて館蔵品より紹介いたします。平成29年は、正岡子規夏目漱石の生誕150年にあたります。≪日本編≫の特別コーナーにおいて、当館所蔵の子規や漱石の関係資料を一挙公開いたします。
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/kannai/schedule/

神奈川県立金沢文庫「アンニョンハセヨ!元暁法師-日本がみつめた新羅・高麗仏教-」6/23〜8/20
日本が伝えてきた新羅・高麗仏教の真髄を示す文化財を、一堂に会した特別展を開催します。元暁とその時代に息づいた新羅・高麗仏教の世界をご堪能ください。
https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/tenjiyokoku.html

鎌倉国宝館「常盤山文庫名品展2017」6/10〜7/17

岡崎市美術博物館「家康の肖像と東照宮信仰」6/3〜7/17
德川記念財団の所蔵資料を中心に、京都知恩院をはじめ家康ゆかりの地の東照宮や寺社に伝わる家康の肖像を展示し、図様の変遷や制作意図を探るとともに、後の肖像画の原画と推定される白描画をはじめとする歴代将軍の肖像画を一堂に会し、その実像に迫ります。さらに日光東照宮をはじめ、大樹寺や瀧山東照宮、鳳来山東照宮など県内各地の東照宮や家康ゆかりの寺社などに伝わる資料により、東照宮信仰のあり方を紹介します。
http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p021210.html

京都国立博物館「閻魔と地蔵」6/13〜9/3
今回の陳列では、木津川市加茂町の常念寺からお預かりしている十王像とともに、地獄からの救済者である地蔵菩薩を特集して展示いたします。本特集が恐ろしい地獄へと思いをはせ、日ごろのおこないをふりかえる機会となれば幸いです。
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/index.html

豊岡市立歴史博物館「但馬国一宮 出石神社の名宝」6/30〜10/3

和泉市久保惣記念美術館「墨の書画-日本と中国の筆技-」6/10〜7/23
所蔵品の中から、墨を用いて制作された日本と中国の書画を展示します。日本の作品は、奈良〜平安時代の写経、平安〜鎌倉時代の古筆と墨蹟、桃山時代の書状、江戸時代の一行書など、中国の作品は、元時代の墨蹟と、明時代から近代に制作された書と墨画を展示し、多様な書風と豊かな墨色の世界をご覧いただきます。
http://www.ikm-art.jp/tenrankai/index.html#anc02

逸翁美術館「開館60周年記念展第二幕 開け!絵巻」6/10〜7/30
「絵巻」は文学と美術を一つにした、日本で隆盛した様式です。説話や物語の場面場面を絵画で表し、手元で見進めて行くうちに、作品の世界に知らず知らず入り込んでしまいます。こうした絵巻と併せて経巻も展示し、巻物形式の作品の淵源を示します。また長い時代を経る間に絵巻や経巻が切断され、断簡の状態になっても現代に伝わっている作品も多くあり、いかに絵巻や経典が大切にされてきたかがわかります。
http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/exhibition/1497/

八尾市立歴史民俗資料館「慈願寺の名宝」6/17〜8/27
河内で最も古い真宗寺院の戦国時代の宝物・古文書 一挙公開
http://www17.plala.or.jp/yaorekimin/

大谷大学博物館「古文書が語る人々の暮らし-京都 柏屋町・八百屋町・福田寺町-」6/13〜7/29
本館が収蔵する資料には、京都の町文書があります。この古文書の多くは江戸時代の後期に書かれたものです。くずし字で書かれた古文書を読み解いていくと、当時の人々の暮らしが浮かび上がってきます。本展覧会では、「洛中洛外図屏風」や京都の地図・地誌などに描かれた近世の京都の姿を紹介するとともに、現在も繁華街となっている四条先斗町にある柏屋町や六角寺町に接し誓願寺とも関わりのある八百屋町の古文書、五条高倉付近の福田寺町の町絵図などを通じて、当時の人々の暮らしについて紹介します。
http://www.otani.ac.jp/news/nab3mq0000055kpu.html