仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2017年7月の展覧会

2017年7月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


花巻市博物館「没後50年 多田等観〜チベットに捧げた人生と西域への夢〜」7/1〜8/20
没後50念を迎えるチベット学の世界的権威の多田等観について。多田等観のチベットに捧げた生涯と花巻との交流、関連する西アジアの貴重な仏像などを展示紹介します。
https://www.city.hanamaki.iwate.jp/bunkasports/501/hanamakisihakubutukan/p005098.html

一関市博物館「新たな国民のたから-文化庁購入文化財展-」7/15〜8/20
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/news/article.php?p=188&check=check

いでは文化記念館「摩訶不思議!出羽三山展-山伏×妖怪×神さま仏さま-」7/7〜11/27
蜂子皇子、御沢仏、即身仏、天狗、鬼、山伏… なぜ人は異形のものたちを崇めたのか? 摩訶不思議な出羽三山の世界をぜひご覧ください!
http://www.mokkedano.net/information/show/220

秋田市立秋田城跡歴史博物館「古代のまじない・祈りと秋田城」7/22〜8/23
http://www.city.akita.akita.jp/CITY/ed/ac/10_event_schedule/H29yotei.htm

高崎市美術館ウィリアム・ブレイクと神の世界」7/8〜8/31
郡山市立美術館所蔵のローダー・コレクションの中から…版画作品を展示するとともに、物語の内容もわかりやすく解説します。また、マンガ、映画などに登場する現代に描かれた新しい神々の姿もあわせて紹介
http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017051100038/

板橋区立郷土資料館「いたばしの歴史と民俗-櫻井徳太郎先生の学問と共に-」7/19〜9/10
http://www.k5.dion.ne.jp/~kyoudo/tokukikaku.html

仙台市博物館空海高野山の至宝」7/1〜8/27
弘法大師空海によって開創された高野山は、ユネスコ世界文化遺産に登録されており、2015年に開創1200年を迎えました。この展覧会では、高野山に伝わる空海ゆかりの宝物や密教美術に込められた、祈りの世界を紹介します。空海自筆の書や、中国からの請来品をはじめ、彫刻・絵画・工芸の各分野にわたる至宝の数々をご覧ください。
https://www.city.sendai.jp/museum/tenji/tokubetsuten/yokoku.html

埼玉県立歴史と民俗の博物館「くらべる古美術-見て考える美術のひみつ-」7/15〜8/31
古い掛軸や屏風、お皿に壺…?なんとなく知っているつもりだったけれど、美術ってどうやって見たらいいのだろう。この展覧会では、そんな疑問にお答えすべく、「かたち」、「色」、「モチーフ(何が表現されているか)」、の3つを大きなテーマにさまざまな美術作品をくらべる楽しみをご紹介します。
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/?page_id=496

埼玉県立川の博物館「神になったオオカミ-秩父山地のオオカミとお犬様信仰-」7/15〜9/3

国立公文書館つくば分館「おもしろ地獄-地獄はたのしい?-」7/24〜8/31
古代インドを起源とする「地獄」は、仏教や道教と共に日本へ伝来して以降、土着の信仰などと混ざり合い、独特のイメージを形成しました。 本展では主に平安時代から室町時代にかけて成立した様々な古典籍から、古来、日本人が描いてきた「地獄」のイメージとその死生観についてご紹介します。
http://www.archives.go.jp/exhibition/index.html#ex_2907

国立歴史民俗博物館「URUSHIふしぎ物語-人と漆の12000年史-」7/11〜9/3

出光美術館「祈りのかたち ―仏教美術入門」7/25〜9/3
密教浄土教、禅など、時代によって変遷をみせながらも、今日に至るまで篤い信仰を集め続けてきた仏教。祈りの気持ちは美しい仏画や麗しい仏像を生み出し、守り伝えられてきました。広大な密教世界を図示した曼荼羅、憧れの極楽浄土図や恐ろしい裁きの世界を描いた地獄図、厳しい修行を通して悟りを求めた禅宗の祖師図や近世の禅画など、各時代を代表する仏教美術作品を一堂に展示し、仏への帰依と荘厳の諸相をふりかえります。
http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/schedule/

東京国立博物館「タイ-仏の国の輝き-」7/4〜8/27
タイでは、仏教は人々の暮らしに寄り添う大きな存在であり、長い歴史のなかで多様な仏教文化が花開きました。本展では仏教国タイについて、タイ族前史の古代国家、タイ黎明期のスコータイ朝、国際交易国家アユタヤー朝、現王朝のラタナコーシン朝における仏教美術の名品を通じて、同国の歴史と文化をご覧いただきます。また、日本とタイの 交流史についても合わせて紹介します。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1848

三井記念美術館「地獄絵ワンダーランド」7/15〜9/3
仏教の世界観である地獄と極楽は、平安時代源信が著した『往生要集』により具体的なイメージが与えられ、絵画・彫刻などの多彩な作品が生まれました。この展覧会では地獄と極楽の美術を通じて、日本人が抱いてきた死生観・来生観をたどります。なかでも近世以降、民間で描かれた「たのしい地獄絵」や、水木しげる「のんのんばあ地獄めぐり」などにも焦点をあて、「地獄絵ワンダーランド」を楽しんでいただきます。
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html

東京藝術大学大学美術館「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」7/11〜9/10
本展では、多様なテーマを設けて、すでに知られた名品だけでなく、これまで日の目を見ることの少なかった卒業制作などの作品、模写、石膏像や写真・資料類にもスポットをあてることによって、藝大コレクションの豊富さ、多様さ、奥深さをご紹介します。また、近年の研究成果を展示に反映させ、コレクションに新たな命が吹き込まれていくさまもご覧いただきます。いったい何が飛び出すか、予測不可能な藝「大」コレクション展。どうぞご期待ください。
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2017/collection17/index.html#top

鎌倉国宝館「音からみた鎌倉のかたち」7/22〜8/27
楽器を持った仏像、音が出る仏具、音楽に合わせて踊る場面を描いた絵画など、音にかかわりのある文化財を特集
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/28tennjikai.html

出雲崎町良寛記念館「子どもたちの良寛展」7/1〜9/30

富山県立山]博物館「うば尊を祀る」7/15〜8/27
 芦峅寺集落のうば尊信仰は、「山の神」としての概念と天台系密教の概念が融合して生まれたといわれ、集落の人々によって立山信仰の中心的存在として信仰されていきます。
 このうば尊信仰が立山信仰に与えた影響とともに、うば尊信仰の広がりについて紹介します。
http://www.pref.toyama.jp/branches/3043/kikakuten.html

勝山城博物館「白山のいざない〜泰澄の開いた信仰の道と周辺の世界〜」7/15〜10/1
今年は白山・平泉寺開山1300年の記念の年にあたります。平泉寺の足元にある当館では、平泉寺から白山頂上へと延びる越前禅定道や、平泉寺と時に対立しながら共存してきた周辺地域にスポットを当てることにいたしました。泰澄大師がやってきた頃の勝山はどんな地域だったのか、白山信仰が根付いたその土壌を紹介し、禅定道各所についても絵図・多数の絵葉書・現在の映像等でご覧いただきます。
http://www.katsuyamajyou.com/

石川県立美術館「これぞ暁斎! 世界が認めたその画力 ゴールドマン コレクション」7/29〜8/27

京都市考古資料館「極楽浄土への想い-鳥羽法皇と鳥羽離宮金剛心院-」7/15〜11/26
市の有形文化財に指定された「鳥羽離宮金剛心院跡出土品」を中心に鳥羽離宮跡の調査成果とともに、それら多岐にわたる出土遺物からみえる極楽浄土への想いを紹介する。
http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-mus-exhibition/2506.html?cat=15

龍谷ミュージアム「仏教の思想と文化(第1期)」7/1〜8/27
インドで誕生した仏教が、大陸に広がり、日本に伝来し、社会に浸透するまでの歩みを「アジアの仏教」「日本の仏教」に分けて展示します。
http://museum.ryukoku.ac.jp/

滋賀県安土城考古博物館「観音信仰の世界」7/4〜9/3
観音菩薩に対する信仰ほど、わが国で広く支持され全国に行き渡った信仰は少ないでしょう。本展では、館蔵・寄託品を中心とする絵画や彫刻、巡礼資料など、観音信仰を物語る文化財を展示します。観音信仰のさまざまな側面を紹介し、なぜ人々が観音に心を寄せてきたのかを探ります。
http://azuchi-museum.or.jp/other/5729.html

長浜城歴史博物館「相応と良源 湖北の天台文化」7/29〜9/3
http://www.city.nagahama.lg.jp/section/rekihaku/

あべのハルカス美術館「奈良 西大寺展-叡尊と一門の名宝-」7/29〜9/24
創設1250年を迎えた西大寺聖武天皇光明皇后の娘である称徳天皇によって創建され、東大寺などとともに「南都七大寺」に数えられる名刹です。本展では西大寺およびその一門の真言律宗寺院などに伝わる、国宝・重要文化財をはじめ優れた仏教美術を紹介しながら、時代のうねりの中で進むべき道を追求した興正菩薩叡尊らの足跡をたどります。
https://www.aham.jp/exhibition/future/saidaijitemple/

奈良国立博物館源信 地獄・極楽への道」7/15〜9/3
本展では地獄絵を含む六道絵や阿弥陀来迎図といった源信の影響下で生まれた名品を一堂に会し、死後の世界へのイマジネーションを体感していただくとともに、真摯に死と向き合った名僧の足跡をご紹介いたします。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2017toku/genshin/genshin_index.html

香雪美術館「悉有仏性-全てのものに仏性がある- 佐藤辰美コレクション展Ⅱ」7/15〜9/3
第2期では、「牛頭天王【ごずてんのう】坐像」や「蔵王権現懸仏」などの神仏習合にまつわる作品を中心に、まとまって所蔵される仏教版画、「単弁八葉蓮華文軒丸瓦」ほかの考古遺物をご覧いただきます。
http://www.kosetsu-museum.or.jp/mikage/exhibition/past/archives/2017_07/

兵庫県立美術館ブータン しあわせに生きるためのヒント」7/1〜9/3
2005年の国勢調査では「幸せ」と回答した人が約97%を占め世界が驚きました。彼らが感じている幸福感は、ブータンの人々が信仰するブータン仏教、豊かな自然環境、国民からの信頼と尊敬の念が厚い王室と密接なかかわりがあるのかもしれません。本展では全3章の構成でその根源となる伝統文化や思想に迫ります。
https://www.ktv.jp/event/bhutan/index.html

岡山市立オリエント美術館「古代オリエント カミとヒトのものがたり」7/15〜9/3
古代オリエントの神話や物語に登場する神・精霊や物語の一場面を表現した工芸作品などを展観しながら、古代オリエントの神話や物語のストーリーを紹介します。
http://www.orientmuseum.jp/page01.php

八代市立博物館未来の森ミュージアム「探してみよう!やつしろの宝もの-指定文化財大集合-」7/14〜8/27
本展では、普段なかなか見ることができない文化財を一堂に展示します。夏休み中の子供さんにも楽しみながら八代の歴史を学んでいただける内容にするため、ただいま奮闘中〜!! どうぞお楽しみに!!
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/event/2017/2017_sum.html

大分県立歴史博物館「真玉八幡宮の年中行事」7/25〜10/22
豊後高田市の真玉八幡神社に伝わる「八幡宮年中行司」をもとに、同社でかつて執り行われていた神事の様子を紹介します。
http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/2017/04/29.html

沖縄県立博物館・美術館「首里城の25年-平成の復元-」7/25〜10/9
http://www.museums.pref.okinawa.jp/museum/topics/detail.jsp?id=1811