新 刊 1209
僧侶の歌 コレクション日本歌人選
小池一行=著 笠間書院 1680円
〈貴族が独占した勅撰和歌の外で、民衆の中へ和歌の魅力をかりて宗教の心を伝えた歌は、文化史上でも疎かにできないものがある。僧侶たちが残した和歌を初めてやさしい解説を付して集成した。〉
名僧の書 歴史をつくった50人
石川九楊=著 淡交社 2625円
〈古代の渡来僧から近世の禅僧まで、日本文化に多大な影響をもたらした傑僧・奇僧50名を取り上げ、その一点一字から書の本質を読み解きます。〉
仏教伝来の研究
吉田一彦=著 吉川弘文館 10000円
〈インドに生まれた仏教は、新しい要素を多分に含み込みながら日本へと伝来した。仏教が日本文化の形成に果たした役割を解き明かす。〉
日本の仏像巡礼
Town Mook 徳間書店 800円
〈日本の仏像彫士たちにスポットを当て、日本を代表する”仏像作家”たちと仏像の知られざる歴史物語を解き明かす。人の心を癒やす仏像たちの誕生物語秘話から、美しき仏尊に隠されたミステリーまで、仏像ファンに送る、新たな仏像ビジュアル解説で構成する〉
へんな仏像
本田不二雄=著 学研出版 600円
〈由来も姿も不思議な神仏たち。日本各地には今も篤い信仰を集める、“知る人ぞ知る”秘された仏像や神像があまた残されている。そんな珍しい仏像・神像を独自に発掘し、現地取材を敢行。不思議な神仏たちの魅力をあますところなく紹介する仏像ガイドである。〉
阿含経典1 存在の法則(縁起)に関する経典群 人間の分析(五蘊)に関する経典群
増谷文雄=編訳 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1890円
〈ブッダ生前の声を伝える最古層の経典の集成。第1巻はブッダの悟りの内容を示す経典群、人間の肉体と精神を吟味した経典群を収録。〉
四国遍路 救いと癒やしの旅
真鍋俊照=著 NHK出版 1260円
〈ただスタンプラリーのように回るだけでは、四国遍路の真髄は理解できない。本書では、第四番札所大日寺の住職が遍路の歴史や文化をやさしく紹介。「死出の旅」として出発し、今日では「救いの旅」「癒やしの旅」として発展する巡礼の実態にせまる。本当の四国遍路が知りたいお遍路さん必携の一冊。〉
現代仏教論
末木文美士=著 新潮新書 新潮社 777円
〈ブッダの時代以来、死者と関わり続けてきた仏教が現代に果たすべき役割は小さくない。震災と仏教、死者供養の原点、業と輪廻、仏教離れの本当の理由など、死者の問題を中心に現代仏教を問い直す。〉
シリーズ大乗仏教(7)唯識と瑜伽行
高崎直道=監修 桂紹隆=編 春秋社 2940円
〈本巻は、中観派と並ぶインド大乗仏教の一大流派・瑜伽行唯識派の思想を歴史的にたどりつつ、その実践や思想的特質、中国における展開に言及。唯識思想に関する最新の研究成果を反映。〉
夢窓疎石
竹貫元勝、熊倉功夫=編 春秋社 2625円
〈中世日本仏教の一大高峰、夢窓疎石をめぐって、斯界の第一人者・六名の論客、竹貫元勝・熊倉功夫・重松宗育・島内景二・仲隆裕・下山光悦・畠中光享(装画)がさまざまな角度から論究する。久々の総合的な夢窓論集。夢窓の夢とは何だったのか。〉