仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 納本制度60周年

職場に国立国会図書館の収集書誌部から角2の封書が届きました。今年は「納本制度60周年」なのだそうで、同封されていたのは、ポスター、パンフレット、アンケート、その他です。
そこで当パンフレットから、納本制度について基礎的なことを引き写しておきますと、

納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。


〔Q〕いつまでに納めなければならないのですか?
〔A〕発行の日から30日以内に納めなければならないと定められています。


〔Q〕納本された出版物はいつまで保存されるのですか?
〔A〕期限はありません。保管に適した環境の書庫で、可能な限り永く保存し、利用に供します。


〔Q〕納めなかったとき、罰則ってあるのですか?
〔A〕国立国会図書館法(第25の2)には、発行者が正当な理由なく納めなかったときは、その出版物の小売価格の5倍に相当する金額以下の過料に処せられるという規定があります。ただし、現在まで適用されたことはありません。

なお、ポスターのメインコピーは、
  わたしの本をみんなの本に
  わたしの本をみらいの本に
  ―国立国会図書館は納本をお待ちしています―
です。
以上、送付物を受け取りましたよというお返事代わりとして、啓発活動に協力してみました。
ところで……。このポスターっていったい、誰に向けてどこに貼ればいいのでしょうか?!
とりあえず担当者の背後の壁に貼っておいて、納本忘れるなよーと訴えかけますか。