仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 カフェドシンラン

築地本願寺の境内に9月21日、「カフェ・ド・シンラン」がオープン。月刊誌ソトコト(木楽舎)がプロデュース。12月31日までの期間限定運営。 公式サイトはなんともそっけないので、アイティメディアのレポート記事から言葉を拾いますと…… テーマは「ロハス」…

 ミャンマー緊張続く

ミャンマーの緊迫した状況がどこまで進むのか見極められなくて、ここに書き込むタイミングを逸しています。今のところ私は日本語のニュースサイトから情勢を知るだけですので、手前勝手に分析めいたことを述べるわけにはゆきませんが、どうかこれ以上に人命…

 都内・間近の講演

まもなく開催予定の講演会です。東京都内だけですみません。 仏教ホスピスの会・いのちを見つめる集い 9/27 1:30〜 港区・法典寺 毎日新聞夕刊編集部副部長・森忠彦 「いのちを見つめる 宗教の争いが終わらない世界の中で」 摩天楼法話会 新宿寺子屋成子庵 9…

 お墓参りの報道

お彼岸ということで、お墓参りにからむ新聞記事をピックアップします。お彼岸は春と秋にあるので、こういう話題を年に2回見かけるわけです。 葬儀、お墓 自分流 海上で散骨 墓地いらない(産経新聞9/21付Web)〈日本消費者協会の調査によると、墓地を持って…

 韓国の宗教事情

お隣の国の最近のニュース2件。タイトルと、記事の要点を抜粋します。 なぜ人気? 膨張する韓国キリスト教(産経新聞9/20付Web) 韓国のキリスト教徒は人口の約3分の1、1500万人にも上るといわれる 歴史的にはまず北朝鮮に入っている。共産化した北朝鮮から…

 9月後半の展覧会

9月後半に開始の展覧会をピックアップします。(引用文は各館サイトからの抜粋です。情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 「親鸞聖人750回大遠忌記念 本願寺展 親鸞と仏教伝来の道」 九州国立博物館 9/22〜11/18 …

 近刊十数冊メモ

版元サイトなどで予告されていた近刊情報をメモします。詳細は整理中。発行日は判明しているところまで。 聖徳太子の寺を歩く 林豊=著 JTBパブリッシング 1680円 9/19 心が大きくなる坐禅のすすめ 中野東禅=著 三笠書房 560円 9/20 世界の宗教を読む事典 P…

 首相に耳打ち

大変でございましたねえ安倍首相。 動静の報道は様変わり。これからどうなさいますか。 これほどの批判を鎮め、なおかつご本人の心身の快復をはかるためには、もはや、あそこへ旅立つしかないんじゃないのでしょうか。あそこです、美しい四国。 お遍路。 お…

 平山郁夫、仙がい

うひゃーっ、展覧会がめじろ押し……と、これから載せようと思う情報を整理していて焦っています。秋ですねえ。せめて東京展だけでもいくつか行ければ。 9月に入って訪れたのは次の2つ。 「平山郁夫 祈りの旅路」東京国立近代美術館 10/21まで 当館で現役画家…

 9月に出る本

書店で無料配布されている冊子、日本書籍出版協会『これから出る本』9月上期号・同下期号から、宗教関連と思われる近刊のタイトルと出版社をメモします。著者名と価格は省略。これから版元サイトなどで確認しながら、整理して仏報(仮)にアップします(これ…

 ブルータスの製本

『ブルータス』最新号(9月15日号、特集「国宝って何?」)に驚きました。何にって、その製本に。 私の興奮した説明ではわかりにくいと思うので、版元であるマガジンハウス発行のメルマガを引用します。 ○:ホント、まさに「国宝」のパワーね。 ●:びっくりする…

 アップルと環境

アップル社が新型iPodを発表。前機種ユーザーとしていろいろ感慨はあるものの、なかなか当ブログとの接点が見つからないので書き込みを躊躇中。 あまり注目されていませんが、アップル的には、先月の新iMacに引き続き、iPod従来機(現iPod classic)のボディ…

 9月前半の展覧会

9/1分に引き続き、9月前半に開始の展覧会をピックアップします。後半にも大型企画がありますが、それはまた後日に。(引用文は各館サイトからの抜粋です。情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 「平山郁夫 祈りの…

 在家佛教10月号発行

月刊誌『在家佛教』10月号を9/1付で発行しました。内容は目次をご覧ください。 表紙のバックの色はシアン30% + イエロー10%。今回の色指定は、暑さのせいで頭が働かなかったため、ごく素直に、「水を汲む」という写真ですから迷わず、水色にしてみました。

 漱石を読んだ3

というわけで、3冊目は、『坊っちゃん』。 前出『うらなり』を読み終えて矢も楯もたまらぬ気持ちになったものの、『坊っちゃん』は持ってないよなあと本棚を探したら、あった! ちくま日本文学全集の「夏目漱石」の巻(筑摩書房・1992年発行)。 『坊っちゃん…

 漱石を読んだ2

2冊目は、漱石本人の作ではなく変化球で、小林信彦著『うらなり』(文藝春秋・2006年刊)。 漱石『坊っちゃん』の登場人物のなかでもひときわ〈気の毒なキャラクター〉の視点から、同作の一連の事件とその後が語り直される作品。このアイデアからしてすごい…