仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 尼門跡寺院展を見た

東京芸術大学大学美術館で展覧会「皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界」(6/14まで)を見ました。 尼門跡とは、皇族など高貴な女性が住持を務める寺院のこと。現在、京都・奈良に計13カ寺あり、その全てが寺宝を公開する展覧会です。住職を描いた肖…

 新書まとめて

このところ新書判で宗教関連の本が数多く刊行されています。今後の刊行予定を含めてメモしておきます。発行日順で、左からタイトル、著者名、新書名(と版元へのリンク)、発行日。価格と一部の副題は省略。 『一度は拝したい奈良の仏像』 山崎隆之 学研新書…

 4月に出る本_続

書店でいただいた冊子『これから出る本』4月下期号(日本書籍出版協会)の記載事項から、宗教・信仰に関連するかと思われる新刊書をメモします。順不同で書名と版元名を抜き書き、副題と著者名と価格は省略。 不思議の国・ニッポン 神と仏の風景/翰林書房 …

 4月後半の展覧会

4月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるもののピックアップで、4月前半分の続き。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 「没後10年 東大寺と清水公照の世界展」 …

 4月前半の展覧会

4月に始まる展覧会から、アジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。まずはすでに始まっている4月前半分。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 「国…

 阿修羅展を見た

興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」 東京国立博物館で6/7まで まず、これを「阿修羅展」だと言い切ってしまったのがうまい。ネーミングの勝利ですね。 実は、それだけのコンセプトでないことは、行けば分かります。 なにしろ第1室に入ると、かつてお堂の…

 「祇王」を見た

国立能楽堂でお能「祇王」(ぎおう)を見ました。(「祇」の漢字表記は正しくは「示+氏」) 平家物語に基づく話で、祇王は平清盛の寵愛を受ける白拍子の名です。主人公は祇王御前の同僚の仏御前。この名前は出身地名に由来するそうで仏教とは関係なし。いち…

 4月後半の講演

東京近辺で4月に開かれる講演・講座を、先の4月前半分に引き続いてメモします。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。 第509回日曜講演会 日時:4/19 10:00 会場:武蔵野大学雪頂講堂 講師:田中教照 演題:念仏にご利益はあるか 主催:武蔵…

 大仏の手の上で

一つ前の書き込みがどうもアレなので、お口直しに。 「なんとなくの旅はつづく」/津村記久子 (略)東大寺を出ると、すぐに近鉄奈良の方面に引き返し、「なら奈良館」に向かった。そこに向かう途中に、Yちゃんから「なら奈良館」に行きたがった理由をきい…

 寺社批判の投稿_再

また出ました。こんどは顔写真付きの寄稿です。 「宗教者へ 職失った人に寝食施すべきだ」/児玉修(映像作家) (略)(派遣切り等の事態の中で)日本の宗教者の多くが沈黙を守り続けていることに不思議な感覚を抱くのは、私だけだろうか。(略) 私は約20…

 花まつり等の催し

東京近辺でここ数日に開かれる催しをいくつかメモします。再掲あり。詳しくはリンク先にお尋ねください。 青松寺花まつり 内容:4/11 17:30 マンドリンアンサンブル/物語と歌「お釈迦様の誕生」 4/12 16:00 三味線と長唄/女性だけのアカペラ・カルテット …

 『巡拝の旅』創刊

週刊『古社名刹 巡拝の旅』全50巻の刊行が4月7日から始まりました。版元の集英社では昨秋、新書『神と仏の道を歩く(神仏霊場巡拝の道公式ガイドブック)』を出しており、その内容をパートワーク(=分冊百科。当シリーズの呼び方は「ウィークリー・コレクシ…

 4月に出る本

書店でいただいた冊子『これから出る本』4月上期号(日本書籍出版協会)の記載事項から、宗教・信仰に関連するかと思われる新刊書をメモします。順不同で書名と版元名を抜き書き、副題と著者名と価格は省略。 梅原猛 聖徳太子の夢/ミネルヴァ書房 支配と服…

 4月前半の講演

東京近辺で4月に開かれる講演・講座をメモします。まずは4月前半。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。 興福寺文化講座 日時:4/2 17:30 会場:文化学園A館ホール 講師:酒井秀夫「森と人(上)」 多川俊映「奈良・祈り・心」 主催:興福…

 在家佛教5月号

月刊誌『在家佛教』09年5月号を4月1日に発行しました。内容は目次をご覧ください。 表紙のバックの色は、薄いオレンジ(マゼンタ30% + イエロー40%)。当誌が得意とする色の一つです。どれだけ得意かというと、なんと3カ月前にも使ったばかりでした (>_