仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 旧かなづかひ

当ブログは仏教がテーマだというのに、「仏教書の書評はしない」というシバリをみずから課しております。窮屈この上ないのですが、いろいろ深謀遠慮がありまして……。 私が手にとる本の9割方は仏教書。その隙をついて残り1割に当たったラッキーな書籍は、こう…

 再びカフェド親鸞

カフェ・ド・シンランを調べていてこのページにたどり着いた皆様、はじめまして。 このところ多いのですよ。当ブログの管理者ツールには、訪問者がどこを経由して当ページを開いたかが分かる記録がありまして(「誰が」見たのかまでは分かりません。念のため…

 もう08年かと

担当している月刊誌作りで、いま印刷を始めるのが、08年1月号。 同時並行で材料を整理しているのが、08年2月号。 そして諸々の依頼に着手したのが、08年3月号。 というわけで、気分はすっかり新年〜春モードなのですけど。 よく考えたらまだ報恩講も成道会も…

 村上隆の大仏

朝日新聞11/22付朝刊27面(文化欄)の記事から抜粋します。 《攻める村上隆 米欧巡回の大回顧展スタート》 ……最新作の「大仏オーヴァル」。高さ5.5メートルのアルミ鋳造で、プラチナ箔を施し銀に光る。正面から見ると、カッパが、高い台座の上で片脚を垂らし…

 テレビ番組4件

週末のテレビ番組から。 プロが選ぶ! 世界遺産ベスト30 NHK総合 11/23 10:55〜11:54〈ツアーコンダクターなど旅のプロをはじめ、さまざまなプロが薦める世界遺産ベスト30を発表する。プロならではの世界遺産の楽しみ方もご紹介。驚きと感動、そしてお得情報…

 建物報道まとめて

この秋に報道された仏像・仏塔関係のニュースその(2)建物編。 《修 復》三重塔 場 所:那谷寺(小松市那谷町) 詳 細:1975年以来、檜皮をふき替え。お披露目は来年3月31日。 地元の子どもらがメッセージを書き、30年後に公開。 ソース:中日新聞11/15付We…

 仏像報道まとめて

この秋に報道された仏像・仏塔関係のニュースを整理します。まずはその(1)仏像編。 《発 見》快慶作阿弥陀如来立像 場 所:知恩寺(京都市左京区) 詳 細:ヒノキの一木造りで高さ98.9センチ。金泥、切金文様。 12月1日から7日まで同寺で公開。 ソース:朝…

 お寺が舞台の芝居

年末から正月にかけての歌舞伎公演の予定を、お寺が舞台という観点でご紹介します。 京都四條南座 吉例顔見世興行2007/11/30〜12/26 夜の部 第三 京鹿子娘道成寺 ← 天台宗 国立劇場 12月歌舞伎公演2007/12/3〜26 堀部彌兵衛 四幕 第二幕 芝愛宕下青松寺の客…

 11月後半の展覧会

11月後半に開始する展覧会から宗教関連のものをピックアップします。引用文は各館サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 特別企画展 日本の仏教美術 祈りの形象 大和文華館 11/16〜12/24〈…

 宋元仏画を見た

神奈川県立歴史博物館の特別展「宋元仏画」を見てきました(11/25まで開催中)。 メイド・イン・チャイナの輸入仏画を中心とする企画展。一見さほど珍しく見えないのは、日頃目にする日本の仏画がこれらを手本に真似たものであるから。時代と照らし合わせる…

 「邯鄲」を見た

国立能楽堂で「邯鄲(かんたん)」を見ました(11月5日、世界無形遺産能楽第五回公演)。 以前も書きましたが、お能はまだ見始めたばかりでとても舞台評を述べるなど恐れ多い私です。なにしろ見る演目がどれも初見、なので本欄では、公演前後に解説本などか…

 11月前半の展覧会

10月末〜11月前半に開始する展覧会から宗教関連のものをピックアップします。引用文は各館サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 荒井寛方大全 華麗なる傑作仏画 さくら市ミュージアム 10/…

 11月に出る本

『これから出る本』(日本書籍出版協会)11月下期号や、各版元サイトが案内している近刊をとりまぜて。順不同。著者名と価格は省略。 一休とは何か 吉川弘文館 誰でも読める日本近世史年表 吉川弘文館 内観療法 ミネルヴァ書房 「気づきの瞑想」で得た苦しま…

 九段目の五輪塔

前回の書き込み「歌舞伎座夜の部」の追加です。 『仮名手本忠臣蔵九段目(山科閑居)』の後半、座敷の襖を開け放つと庭に雪で作った五輪塔があるのが見えます。どうやら大星親子の死の覚悟を意味するらしいこのシーンが、ここだけ見ると何だか今一つわかりに…

 歌舞伎座夜の部

歌舞伎座の吉例顔見世大歌舞伎・夜の部を見てきました。 さすが11月、出演者が豪華。役の数より役者のほうが多いんじゃないの? かの片岡仁左衛門さんが「番卒」ですもんね。 さて、演し物の中から仏教的なことをメモしておくと、 『仮名手本忠臣蔵九段目(…

 11月の講演会

主に東京都内で開催される講演・講座の予定をピックアップします。詳細は主催者にお尋ねください。 東京国立博物館イブニングレクチャー(※受付終了) 日時:11/2(金)6時30分から 講師:山本勉 講題:「運慶研究最前線」 会場:表慶館対話の間 主催:東京…

 在家佛教12月号

月刊誌『在家佛教』12月号を11/1付で発行しました。内容は目次をご覧ください。 表紙のバックの色は薄紫(シアン20% + マゼンタ20%)です。 ……あ、そうでした! ちょっと諸般の都合で左欄のプロフィールから管理人の現職の説明を消してしまったので、上記…