2017年1月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
東京国立博物館「春日大社 千年の至宝」1/17〜3/12
”平安の正倉院”と呼ばれる王朝工芸の名宝とともに、貴重な中世の刀剣類、武器武具、春日信仰にかかわる絵画・彫刻などの名品の数々を一堂にご紹介します。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1814
根津美術館「再会-興福寺の梵天・帝釈天-」1/7〜3/31
http://www.nezu-muse.or.jp/
三の丸尚蔵館「寿ぎの品々を読み解く」1/7〜〜3/12
山梨県立富士山世界遺産センター「探訪 富士山巡礼路」1/1〜2/27
富士山に参詣する人々は、古から様々な「道」を通り富士山頂や山麓の霊場をめざしました。富士山麓の遺跡から発見された古代の道の実物展示や吉田口登山道を描いた最古の版木の展示などをとおして富士山信仰文化の広がりを紹介します。
http://www.fujisan-whc.jp/event/kikakuten02.html
埼玉県立歴史と民俗の博物館「祝いの民俗-ハレの造形-」1/2〜2/12
祝いの伝統的な姿を、特別に作られた飾りや衣装、贈答品などの造形物によって紹介します。
http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/?page_id=485
山梨県立博物館「シンボル展 浄土憧憬」1/28〜2/27
浄土の様子を描いた当麻曼荼羅図や、人々を浄土へと導く菩薩像などを紹介し、「遥かなる憧れの地」を求め続けた人々に思いを馳せます。
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/5th_tenjiannai_symbol_033.html
長野市立博物館「お話はオカノエの晩に〜市内の講と地域〜」1/14〜3/5
現在でも活動の続く市内の講を紹介し、現在における講の意味についても考えます。
http://www.city.nagano.nagano.jp/museum/tokubetsu/1701-1703.html
徳川美術館「美しきかな」1/4〜2/5
古筆三色紙《継色紙》《升色紙》《寸松庵色紙》を同時公開します。
http://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2017/0104/
豊橋市美術博物館「普門寺と国境のほとけ展」1/21〜2/26
普門寺旧境内の発掘調査結果を紹介するとともに、総合調査によって明らかにされた事実をもとに、重要文化財に指定された諸寺院の仏像や金工品、平安時代の貴重な木札を含む古文書などを紹介し、三河・遠江の国境地域に栄えた仏教文化を俯瞰します。
http://www.toyohashi-bihaku.jp/?page_id=6715
富山県[立山博物館]「冬の特別公開 立山曼荼羅」1/7〜2/26
http://www.pref.toyama.jp/branches/3043/kikakuten.html
三重県立美術館「再発見!ニッポンの立体」1/24〜4/9
日本における立体表現がどのように展開してきたのかを、従来の「彫刻」、「工芸」といったジャンルにとらわれることなく検証する試みです。土偶、埴輪、仏像、人形、現代のフィギュアなど幅広い作品を紹介します。
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/54800037876.htm
富山県[立山博物館]「立山曼荼羅に描かれた布橋灌頂会」1/7〜2/26
京都国立博物館「修理完成記念 鳥取・三佛寺の蔵王権現立像」1/17〜2/19
http://www.kyohaku.go.jp/
京都産業大学むすびわざ館ギャラリー「仏像修理の現場-美術院国宝修理所・伝統のわざと新しいわざ-」1/23〜3/11
今回の展示では公益財団法人美術院 国宝修理所における仏像修復を中心に、文化財を次世代に伝えるために先人より受け継がれてきた理念や新たに取り入れられた技術に焦点を当て、普段我々が目にする文化財が「どのようにしてそこに存在し得るのか」、その一端を紹介します
https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20161220_869_bizyutsuin.html
大谷大学博物館「仏教典籍の宝庫-三舟文庫 舟橋水哉コレクション-」1/11〜2/10
http://www.otani.ac.jp/index.html
京都大学総合博物館「日本の表装-紙と絹の文化を支える-」1/11〜2/12
東アジアには、絵画や書と一体となって、作品を引き立て、かつ、保存に役立つ表装の文化があります。紙や絹を用いた作品を、表装により大切に守り美しく彩る営みは、日本においても古代に始まり、現在にいたるまで、独自の美と技術を育んできました。この展覧会では、その美しさと歩みをたどり、表装の技術と、技術の進歩を支えた修理をめぐる思想の到達点をご紹介します。
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0059.html
龍谷ミュージアム「追慕抄 九條武子」1/9〜2/19
2017年は九條武子没後90年にあたります。西本願寺第21世明如宗主の次女として生まれ、京都女子高等専門学校(現・京都女子大学)の設立や慈善活動を積極的に行いました。この展示を通して、九條武子の生涯を紹介します。
http://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/reg.html
大津市歴史博物館「大津の仏教文化17 西教寺の仏画Ⅱ」1/17〜3/5
http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/index.html
奈良県立美術館「祈りの美 〜清水公照・平山郁夫・杉本健吉…」1/14〜3/15
シルクロード東の終着駅・日本文化の源流の地である奈良から、日本の伝統文化として脈々と受け継がれてきた祈りの美と奈良の歴史文化の奥深さを紹介します。
http://www.pref.nara.jp/11842.htm
大和文華館「白描の美-図像・歌仙・物語-」1/6〜2/19
展覧会では平安・鎌倉に描かれた名品に加え、室町の素朴な味わいのある作品や江戸のやまと絵師の優麗な作品、幕末の作例にまで視野を広げ、白描画の魅力をご紹介します。
http://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/exhibition/
和歌山県立博物館「有田川中流域の仏教文化-重要文化財・安楽寺多宝小塔修理完成記念-」1/21〜3/5
有田川町二川の安楽寺に所蔵される南北朝時代に建立された重要文化財・多宝小塔は、平成27年度から修理が施され、平成28年度に完成します。本展では、この多宝小塔を初めて寺外で公開するとともに、安楽寺の文化財を中心として、高野山とも深くつながりを持つ有田川中流域の仏教文化を紹介します。
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/
香雪美術館「所蔵品展2017」1/21〜2/26
2016年に新たに重要文化財に指定された藤原俊成「自筆書状 三月六日 左少弁殿宛」とともに、「過去現在絵因果経巻5」や「阿弥陀三尊像」、大慧宗杲「尺牘 才長老宛」といった、近年修復の終わった絵画、書跡などを公開。
http://www.kosetsu-museum.or.jp/
九州国立博物館「宗像・沖ノ島と大和朝廷」1/1〜3/5
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s46.html
下関市立歴史博物館「下関の禅宗文化-功山寺・日頼寺の至宝-」1/5〜2/5
長府の禅宗寺院のうち、主に功山寺及び日頼寺に伝世する資料により、当地における禅宗の展開や禅宗寺院の変遷を紹介します。展示を通じて、下関の歴史の形成に禅宗が果たした役割について、再認識していただければ幸いです。
http://www.shimohaku.jp/page0108.html