仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 じぞう、禅、坊主

朝日新聞(東京本社発行の紙面)から仏教にやや関わる3記事を抜粋。いつまで待ってもWebにはアップされないようですので、みずから手入力しましたよ。引用文中の「……」部分は中略です。詳しくは原文に当たってください。

  • 《教科SHOW》小学校の国語 「かさこじぞう」に微妙な違い
     6/30夕刊6面
     〈「かさこじぞう」……は現在、小学2年の一部の国語教科書に掲載されている。各地に伝わる昔話から童話作家岩崎京子さん(84)が書き直した作品だ。……教科書によって、一部に違いがあった。……表現の違いは、個々の教科書の編集者の要望に、岩崎さんが応じて手直ししたためだという。……句点などを含め違いは一時35カ所あった。……岩崎さんは「……統一した方がわかりやすいので働きかけている」と話す。……〉


  • 《スタートライン》コンシェルジュ阿部素子さん 一人一人に合ったもてなし
     6/30夕刊9面
     〈……無理難題にもコンシェルジュとして奔走してきた。その姿勢が評価され、ニューオータニの2フロアを改装して今秋オープンするホテル・イン・ホテル「エグゼクティブハウス禅(ZEN)」の準備スタッフに抜擢された。……「エグゼクティブハウス禅」は全87室で、バトラー並みのサービスが売り物。……〉


  • 《疑問解決モンジロー》てるてる坊主の始まりは?
     7/2朝刊27面
     〈そもそもてるてる坊主はいつごろから作られるようになったのかな? アニメ番組「一休さん」……では、一休さんが困った時に「母上様」の代わりに相談する相手だったでごザル。……岩井宏実帝塚山大名誉教授(民俗学)に聞いてみた。「てるてる坊主をつるすのは、もともと平安時代に中国から伝わった風習。まじないや呪術など庶民に身近な仏教文化とともに入ってきたと考えられます」……だが日本では女の子ではなく僧侶を模した。かつて天気祭りをつかさどったのが、修験者や修行僧を意味する聖(日知り)だったため、と考えられるという。……〉