9月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。前項に引き続き後半分。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「祈りと信仰の世界 モノに込められた人々の願い」
盛岡市遺跡の学び館
9/13-1/22
〈盛岡やその周辺で発掘された「祈り」や「信仰」に関する古代〜近世の資料,及び伝世されてきた資料を中心に展示・解説します。〉
- 「神仏います近江 祈りの国、近江の仏像 古代から中世へ」
滋賀県立近代美術館
9/17-11/20
〈三館で開催する「神仏います近江」のひとつとして開催する展覧会で、平安時代から鎌倉時代へと大きく社会が変化する時代における、近江の仏像を中心とした仏教造形の具体相を探求する企画展。〉
- 「上田地方の古代・中世の神社と寺院 文化財が語る信仰の歴史」
上田市立信濃国分寺資料館
9/17-11/13
〈上田地方の古代・中世の神社や寺院が所蔵する貴重な仏像・仏具・塔などの建造物の部材・狛犬・獅子頭・鬼板・御正体・古文書などを展示します。また当館や丸子郷土博物館所蔵の布目瓦・瓦塔・硯・金銅三尊仏・錫杖鋳型・陶磁器・板碑・五輪塔などの資料や、文化財写真パネルなどを展示。〉
- 「栗東の歴史風土をさぐる 金勝寺文化圏の諸像」
栗東歴史民俗博物館
9/17-10/23
〈湖南地方を代表する古刹である金勝寺と、金勝寺を中心に栄えた「金勝寺文化圏」とも称される仏教文化の広がりについて、栗東市内外の社寺からご寄託いただいている彫像を中心に紹介します。〉
- 「絵巻 大江山酒呑童子・芦引絵の世界」
逸翁美術館
9/17-12/4
〈前期展示では当館所蔵の「大江山絵詞」、サントリー美術館蔵「酒伝童子絵巻」を並べることで、両絵巻の様々な対比をご覧いただきます。後期展示では2つの「稚児物語」の絵巻を共に並べるとともに、寺社縁起絵巻などを併せて展示いたします。〉
- 「世界遺産 京都清水寺展 その秘仏と至宝」
広島県立歴史博物館
9/24-10/23
〈清水寺奥の院の御本尊である重要文化財「三面千手観世音菩薩坐像」を始め、本堂や奥の院の仏像の数々、中世から現代に至る曼荼羅・屏風・工芸品・古文書など、ほとんど公開されることのなかった53件の寺宝を展示。〉
- 「草原の王朝 契丹 美しき3人のプリンセス」
九州国立博物館
9/27-11/27
〈本展の中核をなすのは、契丹国を生きた3人の女性にまつわる品々。未知なる契丹文化との出会いは、私たちに新たな感動を呼び起こしてくれることでしょう。〉
- 「願いを絵馬に 板に描いた祈りのかたち」
帝塚山大学附属博物館
9/30-10/29
〈江戸時代から明治時代にかけて製作された絵馬を展示いたします。資料を通して、神仏に奉納することによって救済を願った信仰の歴史や、往時の人々が絵馬に託した願いについて知っていただければ幸いです。 〉
- 「チベット密教版画 その未知なる世界」
町田市立国際版画美術館
9/28-12/23
〈チベットのデルゲという町では現在も木版画がさかんに制作されています。そうした「デルゲ版」の魅力を、約30点の作品を通じて紹介します。〉