仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 3月の展覧会

3月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


  • 「国宝・東大寺金堂鎮壇具のすべて」
     東大寺ミュージアム
     3/1-9/29
    〈本展では『国家珍宝帳』所載の金銀荘大刀2口、また鞘に繊細な金平脱唐草文様がほどこされた金鈿荘大刀2口、鞘に含綬鳥文を表した金鈿荘大刀1口、刀身に北斗七星の象嵌がある銀荘大刀1口をはじめ、鉄製の小札を組紐でつづった挂甲残闕、金泥文様のある漆皮箱残欠、銀製狩猟文小壷など、多種多様の出土遺品が展示されます。〉



  • 文化財受難の時代 いかに守るか」
     和歌山県立博物館
     3/9-4/21
    〈近年起こった文化財の盗難被害や、自然災害などによる文化財被災の実情を、被害を受けた資料を通じてお伝えします。文化財が守り継がれてきた場所から暴力的に切り離され、持ち去られているという緊急事態の中で、身近な文化財を未来へと引き継いでいくために、私たちが今、何をすべきかを考える機会とします。〉



  • 「お墓のカタチ 穴・箱・部屋 出雲の埋葬の歴史」
     出雲弥生の森博物館
     3/9-5/6
    〈穴・箱・部屋などお墓の「カタチ」に注目し、出雲平野と周辺の埋葬の歴史を紹介します。また発掘調査で出土した墓に関する資料を展示し、人々の死者に対する思いの変遷をたどります。〉



  • 「麗しきチベットの仏たち」
     福井市立郷土歴史博物館
     3/22-5/6
    チベットには、密教の集大成とも言える仏教絵画が花開きました。チベットではタンカと呼ばれる軸装の仏画が一般的で、曼荼羅如来像、菩薩像をはじめ、日本では見られない仏の姿も色彩豊かに描かれています。本展覧会では、当館が保管するタンカのコレクションを中心に、麗しきチベットの仏の世界をご覧いただきたいと思います。〉