iPodでストラヴィンスキーの『春の祭典』を聴いてみる。ニッポンのうららかな春におよそ似つかわしくない曲。あ、でも「ハルサイ」という略称には何だか親しみを覚えてしまうんですよね……。
半年ぐらい前にボイスレコーダーが欲しいと当ブログに書きました。その当初、白羽の矢を立てたのがiPodでした。結論から言うと、業務用にはまた別にICレコーダーを買い、いま順調に稼働しております。
あらためて経緯を整理しますと、主催する講演会の記録に長らくカセットテープレコーダーを使用しており、そろそろ時代に見合った新機の投入をと調べたところ、諸条件をすべて満たすのは「iPod + TuneTalk(という専用マイク)」という結論に至ったのでした。
iPodは音楽以外にも、個人的にストレージとしての魅力があったので、まずは自費で購入し、試用してみました。それでわかったのは、録音の音質は申しぶんないものの、データサイズが講演会1本分で数百メガバイトと恐ろしく大きくなること、それと消費電力が半端じゃなく録音中に充電切れにならないかとつねに不安なこと。
これでは困ると改めて他に目を向けたところ、今どきのICレコーダーって本体にUSB端子がついていてパソコンと親和性が高いなど、意外に使えることが判明。そこで社用には、スペックとして中間ぐらいのサンヨー製の機種を購入した次第。おりしも経営問題で注目を浴びていたせいか、それともたんに型落ちだったか、某量販店で異様に値引き販売しており、価格.comの今現在の最安価格より安く手に入れました。
ところで、当機の性能に不満はないのですが、それでも克服できなかった条件が1つだけあります。それは、Windowsでしか使えないこと。思えばそもそものハードルは自宅のMac、職場のPC/AT互換機のいずれでも扱えることだったのです。これをクリアしているiPodってのはつくづく偉いと思うわ。