11月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「描かれた紀伊山地の霊場と参詣道」
和歌山県立近代美術館
11/3〜12/6
〈「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「高野山」「熊野三山」「吉野・大峯」という3つの霊場と、そこへ至る「参詣道」とともに、周囲の文化的景観によって構成されています。近現代の美術家たちの目をとおして、世界遺産に登録されたこの地が持つ特別な魅力をご紹介したいと思います。〉
- 企画展「月江寺展 富士北麓禅の美術 第2期」
富士吉田市歴史民俗博物館
11/5〜11/23
〈開山580年となる月江寺には数多くの絵画、彫刻作品があります。禅の美術の美しさと特色、寺と富士信仰の関わりを紹介しています。〉
- 「庶民の信仰 円空・木喰展」
美術館「えき」KYOTO
11/7〜11/29
〈円空・木喰がたどった土地に今もなお、守り伝えられる仏像や神像と資料、約200点をとおし、時代を超えて人々を魅了する2人の造形をご紹介いたします。〉
- 特別展「皇室の名宝 日本美の華 2期」
東京国立博物館
11/12〜11/29
〈見どころは、十年ぶりに東京で公開される正倉院宝物です。また聖徳太子像、法華義疏など聖徳太子ゆかりの作品も展示されます。書跡では平安時代から江戸時代までの能書家や宸筆の名作を選定し、絵巻作品としては近年修復がなされた春日権現験記絵や蒙古襲来絵詞が出品されます。〉
- 「三河の禅林 臨済禅と武家の心」
岡崎市美術博物館
11/21〜1/17
〈三河の臨済宗寺院の至宝約100件を一堂に展示します。さらに今年4月に発見され話題を呼んだ、天恩寺本尊地蔵菩薩坐像の胎内納入品を初公開し、三河の禅文化の粋をご紹介するとともに、禅宗寺院と武家をめぐる三河の歴史を辿ります。〉