9月に始まる展覧会から日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるもののピックアップで、9月前半分の続き。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「生誕260年 仙がい 禅とユーモア」
出光美術館
9/18-11/3
〈日本最初の禅寺である聖福寺の伽藍を修復して多くの弟子を育て、また、禅の核心にいざなう手段としての絵画を、誰にでもわかりやすく、しかも笑いを交えながら数多く描いた仙がい。本展は、節目の年に、仙がいの業績を出光美術館に伝わる禅画コレクションを通して振り返る展覧会です。〉
- 「皇室の文庫 書陵部の名品」
三の丸尚蔵館
9/18-10/17
〈本展覧会は,書陵部が所蔵する図書,公文書,考古品等の中から我が国の歴史と各時代の文化の様相を伝える資料として価値が高いとされている「書陵部の名品」を選び出し,初めてまとまった形で一般に紹介するものです。〉
- 特別公開「新指定重要文化財 法然上人絵伝」
山梨県立博物館
9/18-9/26
〈当館所蔵の「法然上人絵伝」が、新たに国の重要文化財に指定されました。法然の生涯を描いた大画面の掛軸二幅で、かつては甲州市勝沼町等々力の万福寺に伝来していました。鎌倉時代末期に制作されたとみられ、掛幅形式の法然上人絵伝としては、現存最古のひとつに数えられます。〉
- 特別展「平城京と東海道諸国の国分寺」
上田市立信濃国分寺資料館
9/18-11/7
〈平城京跡・平城宮跡から出土した軒丸瓦・軒平瓦・鬼瓦・陶磁器・墨書人面土器、土馬などの貴重な資料を展示します。また東海道諸国の国分寺のうち三河国分寺跡、武蔵国分寺跡から出土した瓦類・文字瓦・墨書土器・陶磁器などの重要な資料も展示します。〉
- 特別展「京都・安楽寿院と紀州・"あらかわ" 木食応其を支えた僧・覚栄の事績を中心に」
和歌山県立博物館
9/18-11/7
〈これまでほとんど知られてなかった覚栄という人物に焦点をあて、その事績を明らかにするとともに、活躍の舞台となった京都・安楽寿院や紀州・安楽川地域を中心とした、覚栄ゆかりの地に残された文化財を紹介します。〉
- 特別展「天狗推参!」
神奈川県立歴史博物館
9/25-10/31
〈変幻自在な天狗のイメージを中世の絵巻や舞楽面、浮世絵など、国宝、重要文化財を含む約200点の文化財から探り、その秘密と魅力に迫りたいと思います。〉
- 「売茶翁 肖像と書」
佐賀県立博物館・美術館
9/29-11/21
〈売茶翁(1675〜1763)は、肥前蓮池(佐賀市蓮池町)出身の禅僧(黄檗僧)で、61歳頃から京都で茶具を担い煎茶を売ることで評判になりました。この売茶翁の肖像(絵画・彫刻)と自筆の書を展示します〉