仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 10月の展覧会_3

10月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順で分割して掲載する第3弾(これが最終)。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)

  • 特別展「第61回 正倉院展
     奈良国立博物館
     10/24〜11/12
    〈古都・奈良の秋の風物詩ともいえる正倉院展は今年で61回を数えます。今年は初出陳12件を含む66件の宝物が出陳されますが、天皇陛下御即位二十年を記念し、正倉院宝物を代表する数多くの優品が展示室に揃います。〉


  • 特別展「神話 日本美術の想像力」
     奈良県立美術館
     10/24〜12/24
    〈近代日本洋画、日本画の中で、神話や歴史を題材にした絵画を展示します。日本人の美意識の原点、心の原点を探るとともに、絵そのものの面白さも紹介します。〉


  • 特別展「伝えゆく典籍の至宝」
     五島美術館
     10/24〜11/29
    〈創立60周年を記念し、大東急記念文庫の所蔵品約3万点の中から「史記」「目無経」「延慶本平家物語」など、国宝・重要文化財30余点を含む書物や絵画の名品約150点を展示、豊饒な古典籍の世界を概観する。〉


  • 「筆墨の美 水墨画展第2部 山水・人物・花鳥」
     静嘉堂文庫美術館
     10/24〜12/20
    〈筆墨の表現効果に着目しながら水墨画の魅力を探っていきます。会期を二つに分け、前期には中国・南宋以来の山水画の系譜室町時代水墨画、後期には明時代の山水画や花鳥画、江戸時代の文人画家の作品を中心に展示します。〉


  • 「祈り 足利の絵馬と伝説の神仏たち」
     足利市立美術館
     10/24〜12/13
    〈足利は現在でも300に近い社寺が点在し、江戸時代以降、織物の街として栄えたことにより、江戸の絵師が描いた優美な大絵馬や職工などによって奉納された多くの小絵馬が市内各所の社寺に遺されています。「祈り」に関わる絵馬と伝説に彩られた神仏たち約200点をご覧ください。〉


  • 企画展「伊豆の女神像」
     上原仏教美術館
     10/24〜12/10
    〈仏教はバラモン教やインド各地の女神信仰を取り入れ、内容豊かなものになりました。仏教の女神には十羅刹女や七面天女などがあり、また日本古来の女神も仏像の影響で神像として表現されました。これらの女神の姿を、伊豆に伝わる女神像によって紹介します。〉


  • 企画展「群馬に仏教がやってきた?」
     高崎市観音塚考古資料館
     10/25〜12/6
    〈今から約1400年前に築造された八幡観音塚古墳の副葬品のなかでも、金色に輝く馬具は、奈良県法隆寺に伝わる仏像のバック(光背)のデザインによく似ています。なぜ、このような馬具がこの地にあるのか? 今回の展覧会では、この疑問について掘り下げます。〉



  • 特集展示「石川県の名宝 国宝・重文・県文」
     石川県立美術館
     10/29〜11/25
    〈(テキスト情報なし)〉


  • 特別展「祈りのこころ」
     古川美術館
     10/31〜12/20
    〈『ブシコー派の画家の時祷書』の4年ぶりの公開に合わせ、世界三大宗教に数えられるキリスト教と仏教それぞれの世界の「祈りのこころ」に焦点を当てます。仏教美術では、地元愛知の寺院などに伝わる数多くの仏画や仏像の中から、仏教を開いた釈迦の入滅の場面を描いた涅槃図や、阿弥陀の浄土である極楽世界への往生を託した来迎図などをご紹介します。〉



  • ユートピア 描かれし夢と楽園」
     出光美術館
     10/31〜12/20
    〈日本美術の絵画・工芸において、“ユートピア”観が古来どのように享受されてきたかを探るべく、4つのテーマから企画構成しました。古来人々が関心を寄せつづけてきた夢と楽園の世界にスポットをあて、絵画・工芸の優品約60件より辿ります。〉


〔この項おわり〕