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仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 能「船弁慶」

国立能楽堂お能船弁慶」を見ました。この演目自体は昨年9月に見たばかりですが、今回は「ユネスコ記念能」ということで新趣向。お能の前に仕舞が4つあり、すべて同じ曲を立ち会い形式で見せるという。同じ詞章でも流儀によって節が違い振りが違う。といってもその違いが分かるほど精通していないので、同時進行で2つ並べて見せてほしくなります。
ちなみに曲名の漢字表記がバラバラ。「舟弁慶」が金春流、「船弁慶」が宝生流喜多流、「船辨慶」が金剛流観世流。本編は観世流なので正確には辨。
シテが前と後でまったく関わりのない役を演じる。それをつなぐのが弁慶一行。物語の構図がクッキリしており、分かりやすいお話。ただ、先にシンプルな仕舞を見てしまうと、本編で鳴り物によって急変を描くとか、弁慶が数珠をもむとかが、案外くどく感じました。