仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 近日刊行の10冊

 各版元のサイトで予告されていたものです。順不同。

  • 東福寺 新版古寺巡礼京都第3巻』
     梅原猛=監修、福島慶道檀ふみ=執筆 淡交社 1680円 10/25発売
    東福寺を建立し、円爾弁円を開山に仰ぎ京都最大の伽藍を築いた摂政関白藤原道家の帰依のこころ。東福寺に住し、多くの禅画を描いた画僧吉山明兆の禅への執着。東福寺には紅葉の美しさと禅の精神が溢れています。〉
  • 『老師と少年』
     南直哉=著 新潮社 998円 10/25発売
    〈師よ、なぜ僕は僕なのに、僕がわからないのですか。本当の自分を見失いかけた少年。自らの魂の遍歴を語りながら、生の意味と自分探しの智慧を説く老師。九夜にわたる問答が人間存在の根底に迫る!〉
  • 『歓喜する円空
     梅原猛=著 新潮社 2310円 10/31発売
    〈全国を遊行し、十二万体の異形の仏像を彫ったという江戸の仏師・円空。謎多き生涯、深い芸術性、篤い宗教思想を読み解きながら、円空を日本文化史上の重要人物として大胆にとらえる渾身の力作。〉
  • 『ブッダをめぐる人びと』
     里中満智子=著 佼成出版社 1500円 10/30発売
    〈インド・シャカ国の王子として生まれたゴータマ・シッダールタ。人生に苦を感じて出家、さとりを得てブッダ(目覚めた人)となった。ブッダの心にふれて生きることの意味を知った人びととのふれあいを描く26の物語。〉
  • 『アンコールの近代』
     笹川秀夫=著 中央公論新社 7350円 11/10発売
    〈アンコール遺跡が、どのように人々に「受容」され、カンボジアの象徴となったのか、史料を駆使し、植民地時代にさかのぼって検証〉
  • 『仏教をやさしく読むシリーズ 「阿含経典」を読む』
     石上和敬・江田昭道・爪田一壽=著、武蔵野大学=編 角川書店 定価未定 11月発売
  • 神仏習合の聖地』
     村山修一=著 法蔵館 2940円 11/上発売
    〈日本における神仏習合は、地域や歴史的伝統的風土の相違により多様化していた。そこで熊野や比叡山など全国的に著名な12の霊場聖地を選びその発祥と発展を第一人者が見直す。〉
  • 親鸞の世界史観
     西山邦彦=著 法蔵館 3675円 11/上発売
    〈徹底した本願救済の教えを説いた『教行信証』の今まで根本的に省みられなかった「化身土巻 末」で、親鸞自身がどのように世界を観ているのかを明らかにし、その内観を通して混迷する今日的課題を探求する。〉


 ――本来は情報を見かけしだい当ブログに放り込んでおいて、あとで本家サイトに整理するという手順だったはず。けれど一度どこかに書き込んだ覚えがあると、どうも安心してそれきりにしてしまいがちなんですよね。もっと効率的な更新方法はないものかしら。