11月から始まる仏教関連の展覧会の予定です。開始日順。前月から引き続いて開催されているものは除きます。
- 「雪舟没後500年記念特別展 雪舟への旅」
11/1〜30 山口県立美術館
〈このたびの展覧会は、雪舟が人生の転機を迎えた山口で、その作品の魅力にあらためて迫ろうというものです。雪舟の才能が山口の地でいかに花開いたのか、国宝6点を含む全61点で、ご紹介いたします。雪舟の人生をたどる旅へ、彼の描いた絵画世界をめぐる旅へ、そしてあなただけの雪舟を見つける旅へ。〉
- 「伊豆の仏師 松本雲松法眼の美術」
11/1〜12/15 上原仏教美術館
〈松本雲松は幕末の伊豆半島を舞台に精力的に仏像を制作した仏師で、下田、河津、南伊豆、伊東など伊豆半島の各地に仏像を遺しています。一方、彼は若い頃に狩野派の絵を学び、 頼まれて神仏画や花鳥画を多数描きましたが、これらの絵画作品も伊豆半島南部を中心に多数伝えられています。〉
- 「一休さんと仙がいさん 時空を越えた二大禅僧の出会い」
11/3〜12/24 出光美術館(門司)
〈本展では、出光コレクションの中から、一休さんと仙がいさん、それぞれの書や画賛類を選んで、様々な頓知話や当時の権威に果敢に立ち向かっていくエピソードで知られる二人の僧の実像に迫ってみたいと思います。〉(※「がい」の漢字は崖の上部の山のない字)
- 「奥の院ご本尊御開帳記念 京都清水寺展」
11/3〜12/24 福岡アジア美術館
〈清水寺は、今から1200年前、延鎮上人が観音の夢告によって音羽山中清水に開基されました。平成15年には寛永再建370年記念として『奥の院御本尊御開帳』が243年ぶりに行われ、本展はこれを記念して開催致します。〉
- 「高僧の書 日本仏教の祖師たち」
11/15〜12/24 京都国立博物館
〈空海「灌頂歴名」、源信らの署名がある「霊山院釈迦堂毎日作法」、明恵「夢記」、親鸞「教行信証」など歴史に名を留めた高僧たちの書〉
- 「密教尊像」
11/15〜12/27 滋賀県立琵琶湖文化館
〈最澄らによって密教が伝えられると大日如来を中心とする新しい世界観をもとに、不動明王をはじめとする様々な尊像が登場するが、これら密教尊像を主に絵画・彫刻作品により紹介する。〉
- 「敦煌経と中国仏教美術」
11/18〜12/17 三井記念美術館
〈三井記念美術館が所蔵する、世界に現存するなかでもトップクラスの「敦煌経」34点と、この敦煌経の展示に関連して、同じ敦煌の石窟から発見された東京国立博物館、白鶴美術館、久保惣記念美術館が所蔵する幡、仏画、画巻など極めて珍しい作品が出品されます。また、世界で二番目に古い中国在銘金銅仏である永青文庫蔵如来坐像など日本の美術館・博物館、大学が所蔵する中国の金銅仏、密教法具の名品14点を一堂に展示いたします。〉
すでに始まっている展覧会も含みます。もし開催前に告知するためには、月末にこれを掲載しなきゃだめなんですね。では次月こそ。ってそのためにはもう準備始めないと。
なお、この情報収集に際しましては、観仏三昧さんの展覧会情報を参考にさせていただき、各館サイトに掲載された説明文を抜粋しました。